2019年5月20日12時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週、中国は「米国との通商協議を継続する気はない」として株価は下落したが、17日(金)は米国が輸入車の量の制限措置を最大180日間延期すること、また米国がカナダ、メキシコへの鉄鋼関税を取り消すとしたことで、一気にリスクオンとなり米ドル/円が再び110円台に乗せてきた。加えて本日20日(月)に発表された日本の第一四半期GDPが予想に反し+2.1%となったことから消費増税がしやすくなったことも米ドル/円を下支えする要因になっていると思われる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の60分足をみると、チャート上では下降トレンドラインに抑えられるかがポイント。短期的にはロングポジションだが、上昇のスピードは緩やかなので、ブレイクアウトではトレードせずに、押し目買いに徹したいところ。そして下降トレンドラインに抑えられたら、その時はまたショートポジションに変わるような場面があるかと思ってみている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。