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ヤフーのゲノム解析サービス開始

ヤフー株式会社は「Yahoo!ヘルスケア」が取り組む新プロジェクト「HealthData Lab」の一環として、一般向けゲノム解析サービスを2014年10月から開始します。

この個人の遺伝子情報を解析して病気などのリスクを割り出すサービスは、既に2回の無料モニター募集を行っていましたが、いよいよ一般サービスに乗り出しました。「HealthData Lab」のゲノム解析サービスでは、唾液サンプルとして回収した遺伝子特性を調べる事で、個人の発病リスクや体質を分析し祖先解析も行われるサービスです。


ゲノム解析サービスで分かる事

「HealthData Lab」のゲノム解析サービスでは、例えば2型糖尿病・脳卒中・腎臓病・糖尿病・脳卒中・心筋梗塞・肥満などの生活習慣病や、不眠症・尿酸値・飲酒量などの体質を含めた約300項目を分析することができ、ライフスタイルの見直しなどをアドバイスすることで病気の予防に役立てることができるとしています。また、母親から受け継いだミトコンドリアDNAから、どのような遺伝子グループであるかを解析することで、遺伝子のルーツ(地球上の何処で生まれてどのように移動してきたのか)といった祖先解析も行われます。

このゲノム解析は、参加者からのフィードバックが蓄積されることで、精度を高めることができ、既に検査をした人についても新たな解析結果が明らかになれば、その都度マイページで報告される仕組みになっています。また、「HealthData Lab」では遺伝子の解析だけでなく、利用者の運動状況や睡眠時間、体重や体脂肪率などの健康情報を管理する「PHR(パーソナルヘルスレコード)」というサービスも提供します。