2019年8月6日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米国が、対中制裁関税の第4弾を発動し、中国を為替操作国として認定した。こうした大きな動きが出たことで米ドル/円やクロス円は、円高を攻めやすい環境下ではある。ただ、105円前後から大きなバリアがあり、105.50円から下にかなりの買いオーダーが控えていると思われる。よって、下を攻めたいところだが、結局は105.00円~107.00円でしばらくは揉み合いになってしまうかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日6日(火)にも105.50円辺りで一旦止められているが、下はなかなか簡単には破れない雰囲気だ。ただ、材料が材料のためショートカバーで上がったとしても、なかなか元の円安トレンドに戻るのは難しいだろう。よって、今週はレンジもしくは、もしかしたら下方向か、というところだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。