2019年の夏は本格的な梅雨が続き、冷夏になるのではとも予想されました。忘れてしまいそうなのが紫外線対策ですが、実は肌の老化の原因の8割は紫外線と言われ、一年中ケアが必要です。

紫外線対策といえば、ドラッグストアで手軽に購入できる日焼け止めクリームを中心に、日傘を活用するなどいくつかの選択肢があります。では、最新の紫外線対策はどうなっているのでしょうか。最近では「日傘男子」という言葉を耳にするようになるほど、男性の美白への意識が高まってきています。もはや日焼け対策は女性だけの時代ではなくなってきたと言えるでしょう。

晴雨兼用の折り畳み傘なら男性にも取り入れやすい スポーツ観戦にはゴルフ用を

紫外線対策,新常識
(画像=Krasnie Lapki/Shutterstock.com)

クールビズが広まる一方で、真夏でも長袖シャツや、場合によってはスーツ姿で外回りをする男性が未だ多くいます。そんな時に、差すだけで熱を下げ、噴き出る汗を減らしてくれる日傘を持つのは合理的な選択かもしれません。健康を維持し、仕事の能率を上げることにつながります。晴雨兼用の折り畳みタイプなら、不要な時はカバンにしまえるので荷物にもなりにくく、初めて日傘を持つ男性も選びやすいでしょう。

また、スポーツ観戦やレジャーなど、炎天下で長時間日傘を使う場合には、耐久性のある長傘タイプがおすすめです。直射日光を浴び続けると熱中症になる危険性が高まります。長時間の炎天下が予想される時は、ぜひ日傘を使って直射日光を浴びる量を少しでも減らし、快適に過ごしましょう。

ミズノの銀パラソルは、男女兼用で、シルバーを基調としたシンプルデザインなので、レジャー、スポーツ観戦にも活躍してくれそうです。サイズは大きめですが、しっかりとした作りで強風にも負けません。晴雨兼用なので急な雨も防いでくれる優れものです。

トレンドで選ぶ?それとも実用性?最新サングラス

紫外線は皮膚だけでなく、目にも悪影響があり、急性の紫外線角膜炎などを引き起こすとも言われます。専用のサングラスやメガネを使えば、帽子と比べて4倍もの紫外線を除去できるそうです。

2019年春に実施したファッションウィークで、トレンドアイテムとして注目を集めたのがサングラスでした。カラーレンズやビッグフレーム、サーモントタイプ、異素材MIXやビジュー付きなど個性的なデザインが今年のトレンドとのこと。しっかり紫外線をブロックしながら、おしゃれさも失わないサングラスも良いですが、実用性重視の方には、度付きのサングラスやマグネット式サングラスがおすすめです。

マグネット式サングラスは、マグネットになっているサングラスフレームを着脱することでメガネと切り替えられます。中でもジンズ(JINS)のフロントスイッチは、草分けといわれ、度がついている通常のメガネの上に、メガネと同じ大きさのサングラスフレームをマグネットで簡単に取り付けることができます。フロントスイッチの登場はその手軽さもあり、より幅広い世代の人がサングラスを使うきっかけになりました。

飲む日焼け止めにも注目

運動の秋、運動会などスポーツ観戦の時期には日焼け止めを塗り直す余裕がないことがあります。最近はサプリメントで日焼け対策ができるようになってきました。話題になっている成分は「ニュートロックスサン」です。天然のシトラス果実とローズマリーの抽出物を混ぜ合わせたもので、天然のポリフェノールと言われています。

このほかレッドオレンジ抽出物のフラバンジェノールや、クコの実に含まれるビタミンCなども紫外線対策に効果があるそうです。抗酸化作用によって、シミの原因であるメラニン色素の肌への沈着を妨ぐことができ、日焼け予防に役立つとされています。

もちろん、しっかりと対策したい人はサプリメントだけでなく、塗るタイプの日焼け止めや日傘などを併用しながら、注意深く紫外線対策に取り組めばより効果を得られるでしょう。(提供:JPRIME


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