本記事は、下間 都代子氏の著書『今すぐ! 思わず! もう一度! 人前で話したくなる声と話し方』(日本実業出版社)の中から一部を抜粋・編集しています。
人前で話すための「スピーチマップ」とは
実際に人前で話すための準備として「スピーチマップ」を作っていく。このスピーチマップは、私「下間都代子考案のオリジナルメソッド」で、人前で話すときに、お話迷子にならないための案内地図である。ここでは「スピーチテーマのジャンル10選」の中から2種類を選びスピーチマップを作成するので参考にして欲しい。
同じ人前で話すのでも「スキル」について話したいのか、「経験」について話したいのかで大きく内容が変わってくる。「スキル」の話はノウハウが中心となるので、「心をつかむ話」にはなりにくいが、あなたのスキルの素晴らしさを聞いて、納得したときには、聞き手が感動することもある。一方の「経験」の話は聞き手の心を動かしやすい。共感したり、驚いたり、涙することもある。どちらを選ぶにしても、自己紹介のときと同じようにマップを作って道順を決めるので、まずは下部の「スピーチマップ項目確認シート」に書き込む。その確認シートをもとにスピーチマップを作成していこう。
「スピーチマップ」を作る前に決めること
では、ここで「スピーチマップ」を作る前に必要なことについて説明する。
まず、「スピーチテーマのジャンル10選」の中から、自分が話したいジャンルを選んでみよう。
これらのスピーチテーマを見て、あなたは「スキル編」と「経験編」、どちらの内容について話したいと思っただろうか。
「スキル編」とは、職業あるある、専門知識の裏話、キャリアの築き方など、専門性を生かしつつ、わかりやすく語るもの。
「経験編」とは、親との思い出や子育てエピソード、大切な人との別れなど、感情に訴えやすく、心の距離がぐっと縮まる内容となる。
自分の経験値を振り返りつつ、「スキル編」と「経験編」どちらにするか決めた上で、どのジャンルがしっくりくるかを考え選択する。
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