「競走力と存続に欠かせない変革」として、多くの企業がインベーションの創出に熱心な近年、イノベイティブ(革新的)なビジネスマインドを持った人材が必要とされています。
今すぐに実行に移せる、実践的なビジネスマインドの開発法を参考に、変化やチャレンジを積極的に受け入れる柔軟性を養い、ステレオタイプからイノベイティブなビジネスマインドに切り替えましょう。

ビジネスマインドとは?

イノベイティブ,ビジネスマインド
(写真=J.Score Style編集部)

ビジネスマインドとは、技術や知識、経験ではなく、仕事に対する姿勢やアプローチ、思考など、ビジネスパーソンとしての在り方を形成する重要な要素を意味します。
ビジネスで成功を収めている人は、強力なビジネスマインドの持ち主が多く、困難な状況にも大胆に立ち向かい、そこから利益を創出する手段を心得ています。対照的に、せっかく高度な技術や知識を習得していても、軸となるビジネスマインドが脆弱であるがゆえ、思う存分実力を発揮できないケースも見られます。

何故、いま新たなビジネスマインドが求められているのか?

テクノロジーの進化や職場における世代交代、市場の需要の変化など、様々な要因が複雑に交差し合い、現代のビジネス環境は急速に変化しています。この変化に対応するため、いま新たなビジネスマインドが求められているのです。その重要な基盤となるのが「イノベーション(技術革新)」です。
世界中の企業が独自のアプローチを用いてイノベーションに取り組んでいますが、本来イノベーションとは変化をもたらすことであり、その変化によってより大きな成功を生みだすことを目的とします。
イノベーションを生み出すには、既存の概念や企業文化に捕らわれない、新鮮なアイデアやアプローチだけでなく、潜在的なリスクを早期に予想し、柔軟に対応できるビジネスマインドが必須だといわれています。

新たなビジネスマインドを身につけるために必要な5大要素

以下の5つは、ビジネスマインドを身につける上で最も重視される要素になります。まずは、これらの要素を強化することから始めましょう。

1.モチベーション
2.積極性
3.チャレンジ精神
4.洞察力
5.柔軟性

イノベイティブなビジネスマインドを開発する5つの方法

イノベイティブなビジネスマインドを開発し、大きな成功をおさめたビジネスパーソンには、共通の行動・思考パターンが見られます。以下の5つの方法を実践し、自らを成功へと導く精神力を習得してみてはいかがでしょうか。

1.アイデアを自分の手でカタチにする

素晴らしいアイデアが頭に浮かんでも、温めているだけでは何も得られません。また、「誰かがカタチにしてくれる」と周囲に依存していると、望んだような結果が得られないかも知れません。高いモチベーションを持って積極的に行動し、自分のアイデアを自分の手で現実化しましょう。

2.自分自身への挑戦を日課にする

イノベーションを生みだすには、チャレンジを繰り返す必要があります。小さな目標から大きな目標まで、「自分はどこまで頑張れるのか」と日々挑戦し続けることで、挫けないチャレンジ精神が養われます。

3.失敗を「学習の過程」としてプラスに転じる

失敗を恐れては、イノベーションを生みだすことは不可能です。「失敗は成功のもと」ということわざの通り、失敗は成功への道のりの一部にすぎません。失敗から何かを学びとり、マイナスに見える状況からプラスに転じる力を身につけましょう。

4.意見の相違を「理解し合うための機会」と考える

周囲との対立や衝突を恐れ、自分の意見を曖昧にしていませんか。意見の相違を「摩擦」ではなく「理解し合うための機会」と捉えることで、違う角度から物事を見る目や、物事を深く鋭く観察する洞察力、そして柔軟性が養われます。

5.一貫性をもつ

多くの場合、イノベーションには持続性が必要です。思い通りに物事が進まないからといってすぐに挫折してしまうようでは、真のイノベーションを生みだすことは難しいでしょう。試行錯誤のプロセスに価値を見つけ、結果につなげる粘り強さが必要です。

イノベイティブなビジネスパーソンを目指そう

固定概念は時として、進歩を阻む要因となりかねません。ステレオタイプの考え方や習慣から抜けださなければ、急速なテクノロジーの進歩とグローバル化に飲み込まれ、生き残るのが厳しい時代です。
新たなビジネスマインドを身につけ、積極的に自分をアップデートさせ、新境地を開拓していけるイノベイティブなビジネスパーソンを目指しましょう。(提供:J.Score Style

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