セブン&アイ・ホールディングスは2日、平成26年8月の中間連結決算を発表した。
前年同期比1.6%増の1672億円となり、営業利益と最終利益が中間決算としては2期連続で過去最高を記録。売り上げを示す営業利益は前年比7.0%増の3兆44億円で、最終利益は0.7%増の839億円だった。
4月に消費税が8%に引き上げられたことにより当初は苦戦を強いられていたが、主力となるコンビニエンス事業(セブンイレブン)などが業績をけん引した。コンビニ事業の営業利益は1368億円(6.3%増)。特にプライベートブランドに力を入れたことが好調の要因となった。
一方で大型スーパーのイトーヨーカドーは衣類品の販売が低調に推移した影響が大きく、ヨーカ堂の既存店売上高は4.1%減。営業減益は74.8%と、大幅な減益を記録することとなった。