営業や商談には「鮮やかなネイビースーツ」!
外資系生命保険会社のトップ営業マン風
信頼される男は、「エネルギー」と「親近感」に溢れている
青みが強いライトネイビーのスーツは、イキイキとした印象を与えます。
さらに、明るい色のネクタイと合わせれば、親近感をプラスできます。
たとえば、3色使いのネクタイで、白色が入っているものです。明るさが特徴のライトネイビースーツには、明るい色のネクタイが馴染みます。単色なら、水色やオレンジがおすすめです。
売上勝負の世界にいる外資系生命保険会社の営業マンは、「できるヤツ」というイメージですが、顧客からの信頼を勝ち取るために、「親近感」や「安心感」といった印象も大切にしているそうです。
青系のスーツに抵抗がある人は、いつもの紺色のスーツよりワントーン明るい色から始めてみましょう。
プレゼンスを上げたいなら「白いポケットチーフ」!
ビジネスパーティーに慣れたIT企業の経営者風
白いポケットチーフは、自分を照らすスポットライト
胸元に白いポケットチーフをスクエア型に挿すと、ダークスーツとコントラストが目立って、存在感が出ます。胸ポケットから0.7〜1.2㎝見える程度の挿し方がベストです。ポケットチーフが全身に占める面積はわずかですが、女性のピアスが印象を際立たせるように、印象がかなり変わります。
代表的な素材といえば、麻とシルク。麻は夏の素材と思われがちですが、ポケットチーフにおける麻素材はオールシーズンに対応可能で、1年中フォーマルな印象を演出します。特に、四角形に折りたたむスクエア挿しの場合は、折り目がしっかりつく麻のほうが適しています。
明るいネクタイと合わせれば、顔まわりに明るい華やかさが生まれます。
ハイクラス層との交渉には「無地のネクタイ」!
メガバンクの銀行マン風
相手のオーラに飲まれない重厚感を身に纏(まと)う
できる男の風格を服で表現できたら、相手の役職に気負わないで仕事に集中できそうです。
そんなふうに考える人におすすめなのが、「無地のこげ茶色のネクタイ」です。このスタイルでは、「少しお堅い雰囲気」がポイントです。
こげ茶色は、色彩心理学で「ロジカルな説得力が増す色」だとされています。
相手の視界に入りやすいネクタイをこげ茶色にすることで、論理的な印象を与えることができます。濃いグレーのスーツと組み合わせれば、上品さも添えられます。濃いグレースーツには、こげ茶色のほかに、重厚感や信頼のイメージを持つ紺色のネクタイもよく合います。
クレームを丸く収めたいなら「水色のネクタイ」!
外資系ホテルの総支配人風
「言葉」と「空気」で誠意を伝える
仕事で人間関係のトラブルが起きたときは、水色の力を借りましょう。
水色は、色彩心理学で「人を落ち着かせる効果が高い色」だとされています。
クレーム対応の場面で水色のアイテムを活用すれば、相手のイライラを緩和させることができるかもしれません。
ここでも、相手の視界に入りやすいネクタイを水色にします。色の効果を高めるために、柄は無地で、素材は艶のあるシルクで表情を持たせましょう。
ダークネイビースーツを合わせることで、全体のフォルムが引き締まり、ビシッとした礼儀正しさも加わります。