スカイマーク株式会社は3日、エアバスとのA380型機購入契約に関する違約金の額について合意に至ったという報道を否定した。

スカイマークは国際線への参入を目指してエアバスからA380型機を6機購入する契約を締結していた。しかし、7月、資金繰りの悪化が原因で支払いのめどが立たなくなったことから納入の延期を要求。その後、エアバスから契約解除を通告される事態に発展していた。

当初は約7億ドル(約756億円)の違約金の支払いを求められていたが、スカイマークは減額を求めて交渉を継続。同社によると、エアバス社とは10月中の合意に向けて交渉を進めているが、現時点で決定した事実はないという。