2020年1月21日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
年始にイランのスレイマニ司令官殺害という事件があり、リスクオフとなったが、その後、米中貿易交渉の第一段階の合意がなされたことで、リスクオン的状態となった。しかし、現在は中国の春節(旧正月)を前に中国の新型コロナウィルスの影響も取り沙汰されるようになってきた。こういった形で、現状はこれといった強い材料はなく、色々不確定な要素がもろもろある混在している状況だ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在、ゴールドとスイスフランが市場から評価されている。中国の新型コロナウィルスが今後どのような猛威を振るうかわからないこともあり、為替市場ではリスクオフの備えとして、スイスフランを買う動きが強まる可能性がある。ユーロ/スイスフランは現在、1.0738フランという直近の安値に位置しているが、ここから1.0600フラン方向へのさらなる下落を想定している。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。