本記事は、上岡 正明氏の著書『なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則
(画像=takasu/stock.adobe.com)

毎月自動で資産が増える!
「お金の配管」を設計する3つのステップ

タネ銭は準備できた。ブレーキも外した。ここからは、そのタネ銭を、あなたの「頑張り」や「意志の力」とは一切関係なく、自動的かつ継続的に「金のなる木」に注ぎ込み続けるための、「お金の流れの設計図」を手に入れていきましょう。
今のあなたは、いわば自分のお金の流れを管理する「配管工」です。
さあ、あなたの家計を「黄金の配管」に作り替えましょう。

毎月自動的に資産が増える! 「お金の配管」を設計する3つのステップ

あなたの目標は、稼いだお金が「生活費」や「浪費」として100%流れ出てしまう“ザル家計”から、毎月20%以上が自動的に「資産」という名の貯水タンクに流れ込む、そんな“黄金の配管”を作り上げること。
3つの簡単なステップで、あなたもお金の達人になれます。

ステップ1:【出口を締める】家計の“水漏れ”を徹底的に塞ぐ
配管工が最初にやるべきは、パイプのあちこちから漏れている「水漏れ」を止めること。これは、「タネ銭作り」の復習でもありますが、何よりも重要です。なぜなら、新しく水(収入)を増やすより、漏れを塞ぐ(固定費削減)方が、100倍簡単で、効果がずっと続くからです。

  • 通信費:大手キャリアから格安SIMへの乗り換え。これだけで年間数万円の「水漏れ」が止まります。
  • 電気・ガス代:電力・ガスの自由化をまだ使ってない? 一括見積もりサイトで、一番お得な会社に今すぐ乗り換えましょう。
  • サブスク:3ヶ月以上使っていない動画配信サービスやアプリはありませんか? それ、お金の垂れ流しです。今すぐ解約。
    毎週土曜に一つずつ見直す、といったゲーム感覚で進めるのがおすすめです。

ステップ2:【パイプを作る】“お金の通り道”を自動化する
水漏れを止めたら、次は「貯水タンク(投資口座)」へと続く、太いパイプを作りましょう。これが「自動貯蓄の仕組み」です。ポイントは、お金を「3つのバケツ」に自動で流し込むこと。

バケツA:生活を守るバケツ(生活防衛費)
手取り収入の6ヶ月分は、何かあった時のための「生活防衛費」として、すぐに引き出せる普通預金に入れておきます。これは、あなたの生活を守る最初の砦です。

バケツB:チャンスを待つバケツ(投資待機金)
生活防衛費(A)を超えた分のお金は、少しでも金利の良いネット銀行の預金口座などに「待機」させておきます。これは、「バーゲンセール(市場の暴落)」の時に、すかさず買いに行ける「弾薬」の役割を果たします。

バケツC:大きく育てるバケツ(長期運用)
給料日に、このバケツへ「自動的」にお金が積み立てられるように設定します。NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった利益が非課税になる制度を使い、コツコツと自動で投資信託などを買い付けていく。

これで、「忘れているうちにお金が育つ」状態を目指します。
給料が振り込まれたら、A➡ B➡ Cの順番で、水が高いところから低いところへ流れるように、自動でお金が移動する設定を「最初の1回」だけ済ませてしまいましょう。

ステップ3:【水源を増やす】収入の“蛇口”を新たに取り付ける
出口を締め、パイプを作ったら、最後は流れ込む水の量を増やすために「新しい蛇口」を取り付けます。これが副収入です。

  • まずは身の回りから:フリマアプリで家の不用品を売る。
  • スキルを資産に変える:あなたの得意なこと(Webライティング、Excelの使い方、語学など)を、noteやココナラで教材として販売する。

副収入で得たお金は、生活費に回してはいけません。そのままステップ2のバケツBやCへ流し込む。これで、資産形成のスピードは劇的に加速します。
ステップ3で、「新しい蛇口(副収入)を取り付けよう」と言いました。でも、本当のゴールは、そこじゃありません。
「投資口座」という名の貯水タンク。これが、単なる「貯める場所」ではなく、それ自体が「新しい水源(蛇口)」になる。この「システム」を設計するんです。
どういうことか。
バケツCに資産が貯まっていくと、やがて「配当金」や「分配金」という「果実」が生まれます。
最初は年間100円かもしれません。やがて1,000円になり、1万円になり、10万円になる。
この「10万円」こそが、あなたが労働(副収入)で取り付けた蛇口とは「別」の、「資産(仲間)が働いて生み出した、完全なる不労所得」という「第3の蛇口」なんです。

資産が資産を生む「永久機関」

多くの人は、この「第3の蛇口」から出た水を、生活費(出口)に回してしまいます。「お小遣いが増えた!」と。僕は、違います。その「第3の蛇口(配当金)」を、生活費のパイプにはつなぎません。もう一度、貯水タンクに戻す「再投資」のパイプにつなぎ直すんです。これが、「複利」という最強のエンジンの正体です。

・蛇口(給料+ 副収入)が、貯水タンクを満たす。
 ⬇
・貯水タンクが、新しい配当金を生む。
 ⬇
・配当金が、さらに貯水タンクを満たす。

この「永久機関」とも言えるお金の配管システムを一度でも設計してしまえば、あとはあなたが寝ていても、遊んでいても、システムが勝手に資産を増やし続けます。
「固定費」という出口を締め、「自動積立」というパイプを作り、「副収入」という蛇口を増やす。
その最終目的は、この「複利のダム」を完成させるためなんです。

「配管」の思想は、すべての「金持ち本」の結論である

僕がお話しした「配管(システム)」を作れ、という思想。
これは、僕がこれまでの人生で学んだことであると同時に、古今東西の「お金の名著」が、表現を変えて伝え続けている「たった一つの結論」でもあります。
『金持ち父さん 貧乏父さん』のロバート・キヨサキも、『私の財産告白』の本多静六も、同じです。彼らは作ったタネ銭を長期投資に回し、巨額の富を築きました。
『バビロンの大富豪』(ジョージ・S・クレイソン著)の「収入の10分の1を貯めよ」も同じ。
いつの時代も、どの国でも、豊かになるための「配管設計」の原則は変わらないんです。
さあ、行動の時です。あなたの「黄金の配管」作り、今日から始めましょう!

なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則
上岡 正明(かみおか・まさあき)
日本脳科学認知心理協会理事。株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役社長。多摩大学大学院情報経営学科修了(MBA)。多摩大学客員講師。1975年生まれ。放送作家を経て、27歳でコンサルティング会社を設立。これまで20年以上にわたり300社以上の企業ブランド構築を手がけ、企業広報・戦略PRの専門家として上場企業からスタートアップまで多数のクライアントを支援。スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントやPRなども行う。著書は32冊、累計105万部を超える。ビジネス分野で屈指のアウトプット量を誇る起業家・投資家・作家・YouTuberである。独学で通算10億円を築いた投資家としても知られる。AI×YouTubeを組み合わせてわずか3か月で5億円規模の売上を上げた経験を持つ。YouTubeやXなどSNSの総フォロワーは約75万人。一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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