本記事は、上岡 正明氏の著書『なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則
(画像=Fatimazahra7788356/stock.adobe.com)

あなたの年収の限界、計算してみませんか?
「時間で稼ぐ」を卒業し、「仕組みで稼ぐ」ための思考法

「時給の檻」から抜け出そう、という話をしました。
ここでは、その「檻」がいかに低い天井なのかを、あなた自身に「計算」してもらう、ちょっと残酷な話をします。

もし、あなたが今の仕事を、食事も睡眠もせず、24時間365日休みなく続けたら、年収はいくらになるでしょう?
時給3,000円のスキルを持つ人でも、1日10時間、月22日働けば年収は約792万円。
もし24時間365日働いても(不可能ですが)、年収は約2,628万円。これが、あなたの「時間」を切り売りして稼ぐ働き方の「物理的な上限」です。
この限界を突破し、あなたの収入をまっすぐな坂道からジェットコースターのような急上昇カーブへと変えるための「仕組み化・資産化」という考え方をご紹介します。
「仕組みで稼ぐ」とは、あなたが直接働かなくても、お金を生み出してくれる流れを作ること。そのための代表的な変身術は3つあります。

変身術1:あなたの経験を「何度でも使える宝物」に変える
あなたが過去に作った資料、培ったノウハウ。それらは一度きりの仕事で終わらせるには、あまりにもったいない「宝物」です。
例えば、あなたが作ったプレゼン資料やExcelのフォーマットは、少し手直しすれば誰でも使える「テンプレート」として販売できます。これが「リソース化(資源化)」です。

変身術2:あなたのサービスを「自動販売機」に入れる
あなたがマンツーマンで行っているサービスを、「自動で売れる商品」に変えられないか考えてみましょう。例えば、あなたが個別に教えているコンサルティングの内容は、録画して「オンライン講座」にすれば、あなたが寝ている間にも売れ続ける商品になります。これが「プロダクト化(商品化)」です。

変身術3:「作業する人」から「仕組みのオーナー」になる
あなたがやっている作業の中に、他の人でもできることはありませんか?
例えば、商品の梱包や発送、簡単な問い合わせ対応などを他の人やサービスにお願いすれば、あなたはもっと創造的で重要な「企画」や「改善」に時間を使えるようになります。あなたが現場の作業員から「仕組み化のオーナー」へと変わるのです。

ケーススタディ:時給「デザイナー」から「仕組みのオーナー」へ
あるフリーランスのデザイナーは、時給3,000円で働き、年収約768万円を稼いでいました。しかし、彼は働く時間を増やすことに限界を感じていました。
そこで彼は、
① 過去に作ったロゴデザインを、誰でも使えるテンプレートとして販売。
② ロゴを作る過程を、オンライン講座として販売。
③ テンプレート購入者向けの、月額制コミュニティを開設。
1年後、彼はクライアントからの直接の仕事時間(時給労働)を半分に減らしたにもかかわらず、テンプレートや講座などの「仕組み」からの収入が月40万円を超え、合計年収は1,200万円を突破しました。
彼は、時間を「売る」のをやめ、その時間を「未来の自分を楽にする仕組みを作る」ために投資したのです。あなたの時間は、未来の豊かさを生み出すための、最高の「資産」なんです。

なぜあなたは「時給の檻」が“快適”だと感じてしまうのか?

さて、時給3,000円の人の限界年収(792万円)の話をしました。
多くの人は、この話を聞くと「いやいや、792万円もあれば十分でしょ」とか「そんなに働けないし」と思って、思考を停止してしまいます。
これこそが、「時給の檻」の本当の恐ろしさです。「時給の檻」は、ある意味で非常に“快適”なんです。なぜなら、2つの「快感」があるから。

① 「働けば確実にお金がもらえる」という快感(即時性)
② 「マニュアル通りにやればいい」という快感(思考停止)

時間さえ投下すれば、「確実なリターン(給料)」が手に入る。これは、脳にとって非常に安心できる取引です。
一方、「仕組み」を作るのはどうでしょう。
デザイナーの彼だって、テンプレートが1個も売れなかったかもしれない。オンライン講座の撮影に100時間かけたのに、再生回数ゼロだったかもしれない。
「仕組み」作りとは、「売れる保証のない未来」に対する「投資」です。これは、脳にとって非常に「不安」な行為なんです。この「不安」から逃れるために、僕たちは「確実」で「快適」な「時給の檻」に、自ら戻ってしまう。
あなたは「時間」で評価されたいか?「価値」で評価されたいか?
「時給労働者」のマインドは、「時間」に対してお金をもらおうとします。
「仕組みのオーナー(経営者)」のマインドは、「生み出した価値」に対してお金をもらおうとします。
僕が紹介した「3つの変身術」は、このマインドセットを強制的に「オーナー側」へ切り替えるためのトレーニングです。

  • リソース化(変身術1)は、あなたの「過去の時間(経験)」を、未来の「価値」に変換する作業。
  • プロダクト化(変身術2)は、あなたの「1対1の時間」を、「1対N(無限大)」の「価値」に変換する作業。僕がYouTubeで65万人に話すのもこれです。
  • オーナー化(変身術3)は、あなたの「今の時間」を、「他人の時間(レバレッジ)」で買う作業。

あなたが計算した「年収の限界」は、あなたの「価値」の限界ではありません。それは、あなたの「働き方(マインドセット)」の限界なんです。その天井、今日でぶち壊しませんか?

なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則
上岡 正明(かみおか・まさあき)
日本脳科学認知心理協会理事。株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役社長。多摩大学大学院情報経営学科修了(MBA)。多摩大学客員講師。1975年生まれ。放送作家を経て、27歳でコンサルティング会社を設立。これまで20年以上にわたり300社以上の企業ブランド構築を手がけ、企業広報・戦略PRの専門家として上場企業からスタートアップまで多数のクライアントを支援。スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントやPRなども行う。著書は32冊、累計105万部を超える。ビジネス分野で屈指のアウトプット量を誇る起業家・投資家・作家・YouTuberである。独学で通算10億円を築いた投資家としても知られる。AI×YouTubeを組み合わせてわずか3か月で5億円規模の売上を上げた経験を持つ。YouTubeやXなどSNSの総フォロワーは約75万人。一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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