本記事は、上岡 正明氏の著書『なぜ、あの人は億を稼げるのか: 年収1億円を稼ぐ仕事と投資の黄金法則』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています。
「何のために稼ぐか」が決まれば、人生の9割は自動操縦になる
いきなりですが、行き先を入れないで地図アプリを開いたことって、ありますか?
きっと、ないですよね。目的地を設定しなければ、どのルートを行けばいいかなんて、わかるわけがないですから。これは、僕たちのキャリアとか資産形成も、全く同じなんです。
「お金を稼いで、その先で何をしたいのか」という、いわば“人生の目的地”がフワッとしたままだと、日々の仕事や投資なんていう航海で、ただただ漂流しちゃうだけなんです。
とてもシンプルですが、大事な話をします。
あなたの心の中にある「本当の目的」をちゃんと言葉にして、それを人生のコンパスにする。
そうすれば、「稼ぐ」っていう行為そのものが、勝手に加速していく。そんなお話です。
なぜ「目的」が最強の武器になるのか?
「まあ、目的が大事なのはわかるけど…」って思われますよね。
でも、これが本当に、驚くほど効くんです。目的をハッキリさせると、あなたの中に3つのすごい変化が起こります。これこそ、あなたの人生に大変化を与えるパワーになります。
① 意思決定が“爆速”になる
はっきりした目的があると、判断に迷わなくなります。
目の前に現れるたくさんの情報とか選択肢を、「これって自分の目的に近づく? 遠ざかる?」っていう、究極の二択でバッサバッサと仕分けられるようになるんです。そうなるともう、小さなことで悩む時間がなくなります。
② モチベーションが“オートマ”になる
「これを実現したいんだ!」という鮮明な絵が頭にあると、僕たちの脳は「ドーパミン」っていう“ご褒美ホルモン”を出すんですよね。
これが、難しいプロジェクトとか、長期戦の時でも、「まだまだいける」と、勝手にエネルギーを注ぎ続けてくれるんです。
③ 逆境が“おいしい経験値”に変わる
目的がある人って、困難なことが起きても、それをただの障害物だとは思わないんです。むしろ、「お、来た来た! 俺の人生っていう物語を盛り上げる山場じゃん!」みたいな感じで、乗り越えるべき試練だと受け止められるようになる。逆境が、自分を強くしてくれる絶好のボーナスステージに変わるんです。
魂の羅針盤を作る、たった3つのステップ
それでは、実際にあなただけの「目的」を言葉にしていきましょうか。
これは、年収とか貯金額みたいな数字目標の、もっと上にある“人生の設計”みたいなものです。
「お金をどうこうする」とか、そういう話の前に、「自分って、どう生きたいんだっけ?」っていうより広い視点。そこから、人生そのものをデザインしていきます。
難しく考えなくて大丈夫です。3つの簡単なステップで、心の奥にある本当の願いを掘り起こしていきましょう。
ステップ1:10年後の「理想の1日」を、映画監督になったつもりで描いてみる
あなたが脚本家になったつもりで、想像力を全開にしてみてください。
どこで目を覚ます? 隣には誰がいる? 窓から見える景色はどんな感じ? 仕事机は? ランチは誰と、何を食べている? そして夜。どんな気持ちで、ベッドに入る?
五感をフル活用して、そのシーンが目に浮かぶまで、リアルに描写してみましょう。
ステップ2:その情景から「心が震える3つのキーワード」を抜き出す
書き出した理想のシーンを、ちょっと離れたところから眺めてみてください。その中で、あなたの心を一番ワクワクさせて、エネルギーをくれる要素は何でしょうか?
純粋に「これ、いいな!」って思う言葉を、3つだけ選んでみましょう。
(例:〈家族との時間〉〈自由な創造〉〈社会への貢献〉)
ステップ3:いつでも見られるように「マイ・ミッション」を宣言する
選んだ3つのキーワードを組み合わせて、いつでも見返せる「目的宣言」を一行で作りましょう(例:『俺は、〈家族との時間〉を何より大切にしながら、〈自由な働き方〉を通じて〈社会への貢献〉を果たすために“年収1,000万稼ぐ”んだ』)。
この一行こそが、あなたのすべての行動の源泉になります。「何を学ぶか」「いくら稼ぐか」「どこに使うか」―全部の答えが、この一行にまとまって、これからのあなたの北極星になるんです。
“稼ぐ”を“生きる”に接続しよう
結局、お金って、それ自体が目的なんじゃないんですよね。あなたの人生っていう壮大な物語を、前に進めるためのエネルギーなんです。
行き先が決まってない航海じゃ、どんなに立派な船に乗ってても、ただ流されるだけ。でも、あなたが「人生のスター」となる目的を空に掲げた瞬間、すべての逆風や横風は、あなたを目的地へと運ぶ追い風に変わります。
家族と笑い合う時間。新しい学びを得る喜び。世界をほんの少しだけ良くするための挑戦。あなたの心の中で静かに燃えているその願望やシーンこそが、進むべき道を示してくれます。
さあ、今日作った「目的宣言」を、私のように手帳の1ページ目とか、スマホの待ち受け画面に設定してみてください。日々の選択に迷ったら、その一行を静かに読み返すんです。「俺は、どっちに一歩を踏み出す人間なんだっけ?」って。
たとえ小さな一歩でも、目的に沿った一歩なら、それは確実に偉大な前進です。目的が明確になった瞬間から、あなたにとって「稼ぐ」ことは、単なる作業じゃなく、人生そのものをデザインする、エンターテイメントな営みに変わっていくはずですから。
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