【目次】
①️カーブスホールディングスIPOの基礎情報
②ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)【2/19更新】
③IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント 【2/13更新】 ※有料会員限定
- 会社名
- 株式会社カーブスホールディングス
- コード
- 7085
- 市場
- 市場第一部又は市場第二部
(公募・売出し条件決定後に決定する予定) - 業種
- サービス業
- 売買単位
- 100株
- 代表者名
- 代表取締役社長 増本岳 /1964年生
- 会社住所
- 東京都港区芝浦3-9-1
- 設立年
- 2008年
- 社員数
- 23人(2019年12月31日現在)
- 事業内容
- 女性向けフィットネス施設「カーブス」の運営等
- URL
- https://www.curvesholdings.co.jp/
- 資本金
- 20,018,000円 (2020年1月27日現在)
- 上場時発行済み株数
- 84,713,284株
- 公開株数
- 2,415,000株
- 連結会社
- 7社
- スケジュール
- 仮条件決定:2020/02/12→720~750円に決定
- ブックビルディング期間:2020/02/13 - 02/19
- 公開価格決定:2020/02/20→750円に決定
- 申込期間:2020/02/21 - 02/27
- 上場日:2020/03/02→初値670円
- シンジケート ※会社名をクリックすると外部サイトへ飛びます
- 主幹事証券:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 引受証券:野村證券
- 引受証券:SMBC日興証券 (SMBC日興証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:いちよし証券
- 引受証券:丸三証券
- 引受証券:岡三証券 (岡三証券の詳細記事はこちら)
- 大株主
- (株)コシダカホールディングス 90.00%
- 増本岳 5.50%
- 坂本眞樹 2.25%
- 増本陽子 2.25%
- 業績動向(単位:1千円)
売上高 経常利益 当期利益 純資産 - 2017/08 単体実績
1,472,000 996,533 997,655 3,170,267 - 2018/08 連結実績
27,937,496 5,293,073 3,488,745 8,361,378 - 2019/08 連結実績
28,036,238 5,242,595 3,706,748 7,742,025 - 2019/11 第1四半期連結実績
7,335,597 1,592,792 1,099,547 6,839,348 - ロックアップ情報
- 指定された株主は上場後180日目の2020年8月28日までは普通株式の売却ができず(例外あり)
- 調達額(公開株数×公開価格)
- 18億1125万0000円(2,415,000株×750円)
- 潜在株数(ストックオプション)
- 9,144,209株
- ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)
- 株式会社カーブスホールディングス<7085>は、女性向けフィットネス施設「カーブス」を主にFCで展開する企業である。
カラオケチェーンを運営するコシダカホールディングス<2157>からのスピンオフでIPOを行う。
■事業内容詳細
同社は「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」を全国2,008店舗展開(2019年11月末時点)する企業である。尚、会員数は86万人となっている。
フランチャイズシステム(FCシステム)により店舗展開を行っており、店舗構成は直営64店舗・FC1,938店舗(2019年10月末時点)。FC店主体の店舗構成である。
尚、当初は海外のCurvesグループとFC契約を締結しカーブス事業を展開していたが、2018年3月に同社がCurvesグループを買収しており、現在は同社自身がFCサービスを提供している。
●店舗について
「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」はメインの顧客を50歳以上の女性にフォーカスしている。「1回わずか30分、予約不要」で手軽に運動を続け、無理なく成果を出せる丁寧な運動指導や、親身なコミュニケーションにより、サービス産業生産性協議会の調査ではフィットネス業種において5年連続(2014~2018年)で「顧客満足度 第1位」に選ばれている。
また研究機関との共同研究によりカーブスの運動による効果を明らかにすることで、顧客からの信頼を獲得している。
■今後の取り組みについて
既に全国2,000店以上に店舗展開しているが、今後は下記の取り組みを予定している。
・顧客満足度の一層向上
・マーケティングの強化
・産学官連携の拡大
・新事業「メンズ・カーブス」の拡大
・海外展開
今後の成長戦略としては、従来のコアターゲット層(団塊の世代)へのマーケティング強化とともに次世代層(55~64歳)へのマーケティングも強化する。また長野県茅野市に1号店を出店した男性向けの「メンズ・カーブス」の拡大も計画している。
更に2019年8月末時点でイギリス41店舗・イタリア48店舗・スペイン53店舗を展開しているが、海外展開にも注力する計画である。
■コシダカHDからのスピンオフ
同社はカラオケチェーンを運営するコシダカHD<2157>からのスピンオフでIPOがなされる。
上場承認時点ではコシダカHDが同社の発行済み株式総数の全てを有しているが、2020年2月29日時点のコシダカHDの株主に対して同社株式が交付される(コシダカHD普通株式1株について同社普通株式1株)。
コシダカHDの筆頭株主は創業一族が出資する資産管理会社の株式会社ヨウザン(株主シェア26%)、第2位株主は腰高博社長(同11%)であり、両者がスピンオプ後の同社の第1位及び第2位株主となる。ヨウザン及び腰高社長は同社株式を中長期的に保有する方針であり短期的な売却以降はないと、コシダカHDが確認を行っている。(13p)
■業績推移
2017年8月期 売上高15億円、経常利益10億円、当期純利益10億円
2018年8月期 売上高279億円、経常利益53億円、当期純利益35億円
2019年8月期 売上高280億円、経常利益52億円、当期純利益37億円
2020年8月期(予想) 売上高292億円、経常利益57億円、当期純利益39億円
※2018年8月期より連結決算
2019年8月期時点で既に50億円以上の経常利益を計上している。また経常利益率19%であり、FC中心の展開により高い経常利益率を誇っている。
2020年8月期Q1は売上高73億円、経常利益16億円であり、通期予想達成に向け順調な滑り出しを見せている。
■財務状況
2019年8月期末時点で資産合計342億円に対して純資産合計77億円であり、自己資本比率23%である。
借入金161億円に対し現預金(54億円)など流動資産は113億円が存在する。
尚、貸借対照表の借り方での最大科目は商標権(190億円)である。商標権は2018年9月期のCurvesグループを買収した際に発生した。尚、買収のための支出は184億円である。
また営業活動によるキャッシュ・フローは2018年8月期+29億円、2019年8月期+53億円でありプラスで推移している。
■資金使途
IPOにより18億円の資金調達を行い、下記の使途を予定している。
・国内カーブス事業における会員管理システムの増強等のシステム投資7.7億円
・各種マーケティング費用2.0億円
・残額を金融機関からの借入金の返済資金
2018年8月期のCurvesグループのM&A実行により借入金が増加しており、調達資金の約半数は借入金の返済に充当される。
■株主構成
株式上場申請時点ではコシダカHDが発行済株式数の100%を保有している。尚、増本社長は潜在株式として6%の株主シェアを有する。
2020年2月29日時点のコシダカHDの株主に対して同社株式が交付され、前述の通りコシダカHDの株主構成と同様の株主構成となる予定である。
■まとめ