2020年2月5日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日4日(火)の米国株は急騰。NYダウは1.4%上昇。ナスダック総合は史上最高値を更新。アイオワ州の民主党候補選の混乱が、トランプ米大統領の再選の可能性を高め、株が上がったというのが米国株急騰要因のひとつ。もうひとつが米国の電気自動車会社のテスラ株が連日急騰していること。新たな支援材料はないものの、報道によればマスクCEOはトップ電気自動車メーカーを確立し、ライバル企業の追随を許さないとの見方が強まっているとのこと。ただ最近のテスラ株の急騰はビットコインの急騰時同様にバブルであるとの指摘も。

現在の為替相場の戦略やスタンス

為替市場で上値が重くなっているのがポンド。ボリス・ジョンソン英首相就任時も、「合意なき離脱も辞さず」との彼のコメントで一時ポンドが大きく値を下げたが、今回もEUとの交渉に同じような「瀬戸際戦略」を取りそうな展開となっている事が、ポンドの上値を重くしている。英ポンド/米ドルの戻り売りで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。