2020年2月21日9時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日20日(木)の米国株は反落。新型コロナウイルスが企業業績への重しになるとの懸念から大型ハイテク株を中心に売りが膨らんだ展開。

現在の為替相場の戦略やスタンス

CDC(米疾病対策センター)は、新型ウイルスが感染拡大しているとして、日本と香港への渡航者に注意を呼びかけた。注意レベルは3段階で最も低いレベルの1(=通常の注意が必要)。渡航の中止や延期は勧告していない。安全な逃避先を求める動き、つまりリスクオフとなり米国債やドル、スイスが上昇。ゴールドは7年ぶりの高値に到達。一方、円は安全な逃避先から脱落しており「株安、円安へ」。ウイルスの日本経済への影響が懸念され、米ドル/円は昨年4月以来の高値水準の112円台を回復。米ドル/円は押し目買いで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。