この記事は2026年8月18日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Jacob/stock.adobe.com)

2026年8月18日(火)の午後12時半時ごろに現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円の160円は今のところ重いのだが、ジワジワと上をやりに行くのではないかと考えている。

昨日17日(月)のNYでは159.60円付近の高値をつけており、本日18日(火)の東京市場でも正午過ぎの時点で159.58円辺りの高値をつけている。この動きからすると、どちらかというと下値が底堅いイメージだ。

日銀の9月の利上げ確率がかなり上がってきている。しかしながら、円が買われない。

米国に関しては、9月の利下げはないが、一時持ち上がっていた利上げ観測も雇用統計以降後退しており、据え置きが有力視されている。となると日米金利差は縮小方向のため、円は買われてもいいはずだが買われないのは以下が要因だろう。

・原油価格が非常に強いこと
・米イラン戦争が終結しないこと
・有事と実需のドル買いが出ていること

また前回の介入で米ドル/円の155円を割らなかったことが疑問だったのだが、これは高市首相の意向が強いのではないだろうか。

本当に円安を修正したいのであれば、155円を割って次に152円を割るようにすればは自然と150円を割る方向に進む。ところがそれをやらなかったため、流れとしては結局上方向と考えるしかないだろう。

ただ、日米協調介入が入った164円手前というのは米国が威信をかけて実施したため、このレベルでは上昇が止まると考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、160円を突破した場合の想定で158.00~163.20円。

戦略としては押し目買いで入ってしっかり162円台や163円台で利食いをする。介入期待のショートは振らない。そういうスタンスで臨みたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。