一気に20,000円の節目を試す動きになりましたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は19,600円水準まで下落しています。まだまだ波乱含みのなかで、保ち合いが続くと見られ、再度19,500円を試す動きになるのでしょう。19,500円水準で下げ渋りとなれば、これまで想定していた18,500円~19,500円水準を中心とした保ち合いが一段上昇したと考えられますが、あっさりと19,500円を割り込むようであれば、まだこれまでの想定された保ち合いが続いているものと思われ、新型コロナウイルスの感染拡大が止まれば水準訂正となるのだと思います。

米国でも新型コロナウイルスの収束に向けての動きとなっており、日本でもそろそろ収束に向けて動いてみても良いのだと思います。決算発表が始まるところですが、延期となったり、芳しくない決算などが見られるのでしょうが、そろそろ、「次」を期待して、三越伊勢丹(3099)などの百貨店株、イオン(8267)など小売株、そしてすかいらーく(3197)などの外食株に注目です。

すかいらーく(3197)はいったん25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形ですが、今度は遅行スパンが日々線を抜けてきて、しかも日々線の底値の日柄に応答してくるところなのでしっかりと抜けてくるのではないかと思います。

本日の日経平均 の予想レンジ
19,500円 ~ 20,000円
為替の予想レンジ
1ドル=107.50円 ~ 108.00円(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介