新型コロナウイルスの感染拡大は経済活動にも大きな影響を及ぼしており、さらには私たちの日常生活のあり方までも大きく変えようとしています。その中でも特に顕著なのが、人との接触を避けるために外出しづらくなっていることです。国によっては外出禁止や自粛要請が出ているため、全世界では億単位の人が「巣ごもり」状態にあるといわれています。

仮に新型コロナウイルスが収束したとしても、この先また新たに外出しづらくなるような事態が起きないとも限りません。そこで本記事では、外出せずに自宅できる自己投資について紹介します。自らの価値を高めることは長い人生において大きなリターンをもたらすため、ピンチをチャンスととらえ生かさない手はありません。

仕事が終わったあとや休みの時間に、ゲームや映画、ドラマ三昧も良いのですが、ここは未来を見すえて「コロナ後」の飛躍を目指してみてはいかがでしょうか。

ピンチをチャンスに変える発想

FinTech
(画像=metamorworks/Shutterstock.com)

2020年4月現在、世界各国では新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。外出すると感染リスクが高まるため、テレワークを導入している企業や自宅待機を余儀なくされている人は少なくありません。一連の出来事は多くの人に不安を与える状態ですが、できるかぎり逆転の発想を持って立ち向かいたいところです。

コロナショックとも呼ばれる経済へのダメージはあらゆる分野で顕在化してくるため、「不況がやってくる」と多くの専門家が警鐘を鳴らしています。今後さらに厳しい局面が予想されるのであれば、なおさら自分磨きによって自分自身の競争力を高める必要があるでしょう。

巣ごもりでもできる!自己投資の選択肢

自宅でできる自己投資の中で特に有効と考えられるのは、大きく分けて「勉強やスキルアップなどの自己研鑽」「人脈などコミュニティづくり」の2つです。コロナショックがなくても普遍的に価値の高いスキルといえば、英語やITスキル、営業スキルなどでしょう。今やこれらのスキルについて自宅で学習できる環境が整っているため、無料であってもかなりの知識を得られることが期待できます。

英会話などは実際に講師と会話すると上達が早いと言われています。テレビ通話機能を使って会話ができるサービスなどを利用するのも良いでしょう。もう1つのコミュニティづくりは、従来であれば実際に名刺交換をして人脈を広げていくのがセオリーです。しかしテレワークの拡大が本格的に進めば、会って名刺交換する機会は減っていくかもしれません。今後はネット上のコミュニティサイトやSNSなどを活用して、効率良くコミュニティを広げていくスキルが重要になってくるでしょう。

時間の使い方次第で成功する投資家にもなれる

不動産投資をはじめとする投資に興味を持っている人もいるのではないでしょうか。投資の成功には勉強が不可欠なので、外出しづらいのであれば空いた時間を投資の勉強に充てるのも有意義です。今すぐ不動産投資をはじめる予定がなくても、時間をかけて十分な知識を得てから取り組めば、成功に近づくことがより期待できます。

不動産投資をはじめるにあたっては、十分な知識に加えて自己資金を用意できることが望ましいです。例えばネット環境があればできるクラウドソーシングなどのサービスを利用して副業に取り組め、自宅にいながら自己資金を増やせます。自宅でも自己投資できる「自己研鑽」「コミュニティづくり」「自宅副業」などを実行してみてはいかがでしょうか。

2020年4月時点で新型コロナウイルスの動向は予断を許さない状況が継続しています。日々のニュースなどから「外出しづらい……」「家にいなければならない……」とネガティブに考えてしまうかもしれません。しかし、空いた時間を有意義に使って「コロナ後に備える」という意識を持てるかどうかは、自分にかかっています。ぜひピンチをチャンスに変える意欲を持って、コロナ後に飛躍するための準備を進めておきましょう。(提供:Incomepress


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