株式会社ファーストリテイリングは7日、2014年度の「リテーラー・オブ・ザ・イヤー(世界最優秀小売企業賞)」を受賞したと発表した。日本企業としては史上初めて。

同賞は世界小売業者会議から、小売りビジネスの分野で過去1年間に世界で最も顕著な成果を上げたと評価される企業に贈られる。ファーストリテイリングはユニクロをはじめとするブランドの商品の品質や顧客に対するサービス、さらに社会的責任活動などが高く評価された。

代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、「このような世界的に権威ある賞をいただき大変光栄です。ファーストリテイリングの将来性や"LifeWear"、"グローバルワン全員経営"といった、私たちの新しいコンセプトに基づく企業活動が評価された結果であると思います。私たちはこれからも顧客第一に立脚し、本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供するため、全従業員一丸となって、あらゆる努力を続けていきます」とコメントを発表している。

ファーストリテイリング<9983>の株価は7日、3日ぶり反落し、前日比マイナス875円の36965円となったが、今後の動向が注目される。

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