国内暗号資産取引所コインチェックは9日、同社が提供する暗号資産の積み立てを自動で行う「Coincheckつみたて」にネム(XEM)とクアンタム(QTUM)の2銘柄を追加したと発表した。 これにより、同サービスでの対応銘柄は合計10銘柄となった。

(画像=月刊暗号資産)

Coincheckつみたては日本円の入金から暗号資産の購入までを自動で行うもので、毎月買付を行う「毎日つみたてプラン」と、月に1度買付を行う「月イチつみたてプラン」の2種類の積み立てサービスが存在する。

毎日つみたてプランは事前にひと月あたりの合計金額と積み立てる暗号資産を指定し、該当月の日数で割った金額分を毎日自動的に積み立てていくサービス。

一方の月イチつみたてプランは、毎日つみたてプランと同じようにひと月あたりの合計金額と積み立てる暗号資産を指定し、事前に決まっている日時に自動積み立てを行うサービスだ。

コインチェックではこれらのサービスの利点として、毎日つみたてプランでは「月に1度の積立に比べて暗号資産の相場変動を受けにくく、損益の幅を抑制できる」、月イチつみたてプランでは「毎日の積立に比べて暗号資産の相場変動を受けやすく、損益の幅が増える可能性がある」と説明している。

積立金額はどちらも月額1万円以上からで、1000円単位で設定することができる。

なお、今回は銘柄の追加と同時に、各銘柄の合計積立金額の上限を10万円から100万円にまで引き上げることも併せて発表された。

積立金額を引き上げた理由としては、「よりお客様の投資スタイルに合わせた長期的な資産形成を目指していただけるように」と説明した。(提供:月刊暗号資産