株式会社Gincoは、一般社団法人ピアトラストが提供を開始する企業向け相互称賛アプリ「Peer-Trust」の開発をサポートし、ブロックチェーン基盤の提供・稼働を開始したことを明らかにした。

5日、Gincoがプレスリリースで発表した。

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(画像=月刊暗号資産)

Peer-Trustは、上司・部下や同僚と、お互いの仕事ぶりをアプリ上で発行されるカードで称賛しあう企業向けサービス。

業種や職種を問わず、成果に基づいた称賛で、社員の貢献実感と成長意欲を高める目的で開発された。

単にコミュニケーションを増やすだけでなく、まじめに働き、組織の成果に貢献する価値観を広めるシステムになっている。

Peer-Trustは成果に貢献するマインドセットを「チャレンジ」「ロジカル」「思いやり」「やりきり」「アイデア」「正義感」の6種類に分け「称賛カード」を設定。

これらのカードで、ともに働く仲間からのリアルタイムフィードバックを受けることで、さらに強みを発揮させ、課題発見にもつなげたいという。

またPeer-Trustは、相互称賛を記録する情報基盤にブロックチェーンを採用。

従来、社員1人ひとりの働き方やプロセスに対する評価を日常的にデータ化することは、上長の負担が大きかった。

しかし、相互称賛の履歴をブロックチェーン上に記録することで個人の人材価値データとして活用していくことを目指すという。

さらに、Gincoの提供する開発基盤「blockchainBASE」で称賛カードの流通と証明書発行をし、ユーザーは「個人間での称賛カードのやり取り」や「受け取った称賛カード履歴の記録・参照」ができるという。

Peer-Trustのサービス提供について、一般社団法人ピアトラストの入江健一郎代表は「仲間からその仕事ぶりを真に認められる人は、どんな状況に置かれても、本気で誠実に働き、成果に貢献している人です。

日々の行動への称賛をリアルタイムに蓄積することで、まじめに働く人が社内できちんと評価され、尊重される。さらには社会的にも高い信頼が得られる仕組みを、本サービスで実現していきます」と抱負を述べた。(提供:月刊暗号資産