Twitterで「ハッシュタグ(#)」をつけたワードに表示される「絵文字」に、暗号資産「Crypto.com Coin(CRO)」の絵文字が実装されていることがわかった。

11日、CROを発行している「Crypto.com」が公式ツイッターで発表した。

Twitter
(画像=月刊暗号資産)

Crypto.comの公式Twitterでは、「ビットコインに続き、CROでも『Twitterの絵文字』が表示されます!」と、オリジナル絵文字(CROのロゴマーク)が実装されたことを興奮気味にツイートしている。

また、これを記念して「Crypto.comの4周年キャンペーン」が実施されることも報告された。

同キャンペーンでは、6名に1,000ドルが当たるという。

Twitterのハッシュタグで絵文字が表示されるのは今年2月のビットコインに続いて2例目となる。

ビットコインではTwitterで「#BTC」「#Bitcoin」とツイートすると、自動的にビットコインの文字の語尾にロゴマークが表示される。

CROでも、「#CRO」とツイートすると、自動的に文字の語尾にロゴマークが表示される。

Twitterのハッシュタグに紐づく絵文字は、「ハッシュフラッグ」と呼ばれ、該当する文字にハッシュタグを付けてつぶやくと、自動でオリジナルの絵文字が表示される機能だ。

世界でも、ハッシュフラッグを宣伝に活用する企業が多くあり、Twittetr社の審査が通ると公式提供される。

ハッシュフラッグのオリジナル絵文字を出稿するには数千万円するとの話もあり、多額の広告料が支払われている可能性が高いが、コインの認知度向上に役立つ可能性は高い。

CROは、記事執筆時点で時価総額12位に位置し、年初来から300%も上昇している注目の暗号資産だ。

ハッシュタグの効果か確認は取れていないが、ここ数日も価格は上昇を続けている。

CROはスイスの決済企業、Crypto.comが発行している暗号資産だ。

同社の以前の企業名は「MONACO」で、2016年から暗号資産での決済を可能にする独自のデビットカード「MONACOカード」を発行していた。

また、2018年7月にリブランディングを行い、企業名を「MONACO」から「Crypto.com」に変更したため、通貨名もCrypto.com coin(CRO)に変更された。(提供:月刊暗号資産