株式会社講談社、株式会社小学館、株式会社メディアドゥ、そしてLINE株式会社の4社は8日、講談社・小学館・メディアドゥの3社がLINEの連結子会社であるラインブックディストリビューション株式会社と資本業務提携を行うと発表した。提携により、ラインブックディストリビューションはLINEを含めた4社による合弁事業会社となる。
LINEは2013年4月、国内向けのサービスとしてスマートフォン向け電子コミックプラットフォーム『LINE マンガ』を開始。大手出版社の協力やLINEとの連携もあり、累計ダウンロード数800万件を超える国内最大規模のスマートフォン向け電子コミックプラットフォームへと成長した。
一方で、資金面や人材雇用などに課題を抱え、海外市場の開拓には踏み切れていなかった。今回の資本業務提携により、LINEが持つアジアをはじめとするグローバルなユーザーベース、講談社や小学館が持つコンテンツ、メディアドゥのデジタルコンテンツ配信システムが結集。『LINE マンガ』をグローバルに展開していくことが可能となる。
サービスの開始は年内を予定していて、講談社や小学館などのコンテンツを英語・中国語版として配信していく。
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