世界有数の暗号資産取引所Binanceは1日、Twitter上の「#(ハッシュタグ)」で、「Binance」や独自暗号資産「BNB」の文字を打ち込むとツイート上にBNBのシンボルマークが表示されることを明らかにした。

Binanceの公式Twitterは「#BNB.Try it」とツイートし、実際に試した世界各国のユーザーから驚きの声が上がった。

Twitter
(画像=月刊暗号資産)

Binanceのツイートによると、以下のBinance関連のワードにハッシュタグをつけてツイートするとBNBのシンボルマークが表示されるという。

  • Binance
  • BNB
  • BinanceTurns3
  • MyBinance
  • BUSD

このTwitterのタグに紐づいて表示される絵文字は「ハッシュフラッグ」と呼ばれ、通常の絵文字機能とは異なり、打ち込むと自動でオリジナルの絵文字が表示される仕組みとなっている。

暗号資産において、通貨のシンボルマークがハッシュフラッグとして採用されたのは今回で3例目だ。

1例目は2月にビットコイン、2例目は先月、アルトコインの「Crypto.com Coin (CRO)」が採用され、「#BTC」や「#CRO」と打つと、各通貨のシンボルマークが自動的に表示される。

以前からTwitterは推定30万ドルから100万ドルでブランドの絵文字やマークをハッシュタグとして追加している。企業が競合相手からブランドを差別化し、消費者の認知度向上を目指して、いわゆる広告として出稿する企業は少なくない。

なお、ハッシュタグ等の表示条件の詳細は明らかにされていない。

過去に話題を呼んだハッシュタグは、2015年のマーケティングキャンペーンの際に表示された「#Coca-Cola」や、2018年に購入された「#PokemonLetsGo」などだ。

今回のハッシュフラッグについて、Binanceの広報は同社の3周年キャンペーンの一環と明かしている。

BinanceのCEO、CZ氏は、TwitterのハッシュフラッグでBNBが表示されたことに興奮した様子を見せた。

同氏のツイートで、「私は1日中、座って#BNBのツイートを見ていたい。#BNBのついたツイートは、ランダムにリツイートしていきます」と喜びを隠せない発言をしている。(提供:月刊暗号資産