投資を始めてふとまわりを見てみると、投資をしている人は男性が多いような気がしませんか。また「投資家」と聞くと、無意識に男性を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。しかし、実は優れた女性投資家もたくさんいます。

今回は、有名女性投資家5名をご紹介しながら、女性が投資に向いている理由や失敗しないコツを見ていきましょう。

女性投資家はイメージが悪い?

女性,投資
(画像=deagreez/stock.adobe.com)

「女性投資家」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。株や投資自体にあまり良いイメージを持っていない人は、女性投資家に「堅実ではない」といったイメージがあるかもしれません。

「投資は男性がするもの」「年収数千万円の男性がするもの」など、そもそも女性と投資が結びつくイメージがない人も多いようです。

しかし、そんなイメージを気にせず、老後や将来の不安を払拭するために投資をしている女性は、自分の将来を前向きに考えている素敵な女性ばかりです。

女性が投資に向いているワケ

2018年に日本証券業協会が行った調査によると、日本人で株式を保有している割合は12.6%。男女別で見ると、男性は16.2%、女性は7.8%でした。

30~34歳の男性が株式を保有している割合は11.7%であるのに対し、同じ年代の女性が株式を保有している割合はわずか3.6%。株式を保有している女性は、まだ少ないことがわかります。

男女でこれだけの差がありながら、一方では「実は女性のほうが実は投資に向いているのではないか」という意見もあります。その理由を筆者なりに考察してみました。

女性ならではの視点で投資できる

女性は男性と違って、世間の流行にとても敏感です。例えば、2019年は女性を中心にタピオカドリンクが大流行しました。その頃は、家庭でも楽しめるタピオカドリンクのキットを販売した業務スーパーの企業の株価が上がりました。

新型コロナウイルスの影響により、マスクを付けて外出する機会が増えたことで、口紅の売上が大幅に減少することをいち早く察知した女性もいます。このような細やかな視点で株式市場を読むことができるのも、女性ならではです。

身近な話題やサービス、普段何気なく使っている商品を見る目は、実は株式投資においてとても重要です。

女性ならではの性格

堅実さや柔軟性、コミュニケーション能力の高さといった女性の性格も投資に向いています。

例えば、男性は独立心の強さから物事を1人で決めてしまう傾向がありますが、女性は周りの人たちの反応を見たり、意見を聞いたりしながら決めることが多いです。そのため、株式市場の値動きを読んだり、柔軟な意見を取り入れたりすることができます。

また、女性の年収は男性より約20%以上も低いため、男性よりも将来の不安を感じることが多く、コツコツ積み立てをしたり、しっかり人生設計ができたりするのも女性の特徴です。このような堅実な性格は、株式投資においても大きな強みになります。

有名な5名の女性投資家

投資で成功している女性には、どんな方がいるのでしょうか。有名女性投資家5名をご紹介しましょう。

松居一代さん

船越英一郎さんの元妻で女優の松居一代さん。投資歴は約35年もあり、自らを「投資のプロフェッショナル」と呼ぶほどの大ベテランです。

松居一代さんは、アベノミクスの波やアメリカの選挙を読んで、株でかなり儲けた人です。投資歴が長いため、バブル崩壊やリーマン・ショックも経験しているはずですが、それでもなお「投資の利益はバッチリ」というから驚きですね。

投資手法は明かされていませんが、株以外に不動産投資やFXでも稼いでいるようです。

お金のことを「お金ちゃん」と呼んだり、1日の終わりには財布を専用のお布団で休ませたりしていることも公表しています。1日に数億円ものお金を動かせるのは、そのおかげかもしれませんね。

大久保佳代子さん

光浦靖子さんと「オアシズ」でお笑いコンビを組む大久保佳代子さんは、現在もテレビに引っ張りだこの人気女性芸人です。

大久保佳代子さんは、株やFXで年間5,000万円もの利益を出しているとか。もともと堅実な性格で、高級エステに通ったり、高級品を買い求めたりするような贅沢は一切しないとのこと。

大久保佳代子さんは専門書を何冊も読み、日経新聞も毎日必ず目を通すなど、熱心に投資の勉強をしたそうです。

堅実な性格と手堅い手法でコツコツと利益を積み重ねた結果、年間5,000万円もの利益を得ているというのですから、見習いたいものですね。

杉原杏璃さん

グラビアアイドルの杉原杏璃さんは、「株ドル」と呼ばれるほど株式投資で大成功している女性です。

23歳のときに、頑張って貯めた30万円で株を始めて、1年で30万円が100万円になったといいます。

その後リーマン・ショックを経験したものの、塩漬けだった株が東京オリンピックの招致が決まったあと、株価が回復してかなりの儲けが出たそうです。

杉原杏璃さんのお父さんが株をやっていたので、株式投資に対する偏見や恐怖もなく、ネット証券を開設して、すんなり投資の世界に入ったといいます。

好きな企業の株を買って確実に資産を増やしていく杉原杏璃さんの手法は、多くの投資初心者からも支持されています。

村田美夏(ウルフ村田)さん

金融トレーダーとして有名な女性投資家、ウルフ村田さんこと本名村田美夏さん。年収2億円を公言し、投資本「億を稼ぐ東大卒トレーダーが教える おひとりさまの「肉食」投資術」など、書籍も複数出版しています。

東京大学経済学部卒から銀行に就職、その後キャバクラ嬢へ転身して金融トレーダーを始めるといった、一風変わった経歴の持ち主です。

投資歴30年以上という村田美夏さんは、現在投資セミナー講師として活躍されています。

壇蜜さん

グラビアアイドルとして、男性の心をつかんで離さない壇蜜さん。彼女は芸能界で人気絶頂だったときから、駐車場経営の話をしていたそうです。

都内に3ヵ所の土地を購入してパーキング会社と契約し、駐車場経営をしている堅実な不動産投資家としての顔を持ちます。もともとかなり堅実な性格で、計画的に準備していたことが功を奏したのでしょう。

成功した女性投資家に学ぶ失敗しない投資とは

ここまで5人の女性投資家を見てきましたが、投資で成功を収めるためにはどうすればいいのでしょうか。

スパークス・アセット・マネジメントの「女性投資家の生活実態調査」によると、投資をしている20歳以上の女性は、全体の約60%が日本株式に投資しており、48%は投資信託を購入しています。

日本株には約3,700銘柄がありますが、投資で成功している人は、さまざまな情報をもとに銘柄を選んでいます。

以前は経済新聞や四季報などが主な情報源でしたが、現在の20代、30代の女性は経済ニュースよりもSNSで情報を収集しています。

ネット上の口コミから流行の兆しをいち早く見つけて、投資先を決める女性投資家もいるそうです。ただし、SNSの情報を鵜呑みにせず、取捨選択することはとても大切です。人に聞いた話だけで安易に投資を始めないよう気をつけましょう。

投資の目的については、「預金より良い利回りを目指すため」とした人が56.6%と最も多く、次いで、「配当や優待のため」が54.9%でした。

これは、投資で大きく稼ぐことよりも、空前の低金利を乗り越えるために少しでも良い利回りを得ることを目的としている女性が多いことを示しています。

投資には元本割れのリスクがあり、必ず儲かるわけではありません。ご紹介した有名女性投資家の方々は、投資の知識をきちんと身につけて堅実にコツコツと積み上げてきたからこそ、今があるのでしょう。

投資には「確実に儲かる」「絶対に失敗しない」といったことはなく、経済ニュースや日常生活のなかに隠されている投資のヒントを上手く見つけることが、コツなのかもしれませんね。

女性投資家の成功体験を参考に投資を始めてみませんか

有名女性投資家5名をご紹介しながら、女性のほうが投資に向いている理由や、失敗しない投資のコツを見てきました。

投資を始めるのは怖いかもしれませんが、「好きな企業の株を買ってみる」ことがきっかけになるかもしれません。ぜひ楽しみながら、株式投資の知識を身に付けていきましょう。

文・ことりえ( ファイナンシャルプランナー)
奈良県在住のフリーライター。長年生命保険の営業に従事した後、ライターとして独立。会計・税務・保険の記事を中心に執筆活動をしています。FP資格保有

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