Jリーグと世界的なファンタジーサッカーゲーム「Sorare」は、ブロックチェーン技術を使い、Sorareのプラットフォーム上でJリーグ選手のデジタルカードを発行するパートナーシップを締結した。18日、フランスのゲーム会社・Sorare社がプレスリリースにて発表した。
Sorareでは、暗号資産とブロックチェーン技術を利用し、公式にライセンスされたデジタルカードを所有者が売買、譲渡できるという。
これまでスポーツカードゲームの楽しみ方として、ファンは様々な選手のトレーディングカードを収集し、交換してきた。
しかし昨今、紙製のトレーディングカードは偽造が可能で、さらに高度な印刷技術が使用されることで、真贋鑑定の難易度が増し問題となっている。
人気のトレーディングカードゲームでは、偽造カードの売買をめぐりトラブルが多発している。
一方、sorareのデジタルカードは、ブロックチェーン上に記録されているため、基本的に偽造ができない仕組みだ。
また、このゲームには、Jリーグだけでなく、世界各国の強豪「ユベントス」「アトレティコ・デ・マドリード」「オリンピコ・デ・マルセイユ」など78以上のクラブが参加しているため、欧州で1,500万人以上のユーザーがいる人気ゲームだという。
Sorare社の幹部は、Jリーグとの提携について「サッカーは日本で2番目に大きなスポーツであり、日本サッカー協会の野心的な戦略のおかげで急速に成長しています。私たちは、私たちのゲームを通じて、Jリーグと日本サッカーがヨーロッパやアメリカ大陸でさらに輝くためのお手伝いができることを誇りに思います」と語った。(提供:月刊暗号資産)