オーケーコイン・ジャパン株式会社が、20日から暗号資産現物取引サービスの提供を開始した。同日、同社がプレスリリースにて発表した。

OK Groupは2013年に中国で設立。ブロックチェーン技術の開発とビジネス化に取り組んできた。日本では2017年にOKCoin Japanが設立された。

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(画像=月刊暗号資産)

OKCoin Japanは世界有数の暗号資産取引所を運営している「OK Group」の日本法人。日本では今年、3月30日に「資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交換業者」として関東財務局への登録が完了した。

これまで金融庁が公表した事務ガイドライン、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(現一般社団法人日本暗号資産交換業協会)が定める諸規則等を遵守する態勢を整えてきた。また、「事業計画及び業務の健全性、各種のセキュリティ及びシステム運用の整備を通じて、利用者財産の分別管理・利用者情報管理など利用者保護措置を図り、サービスを安全にご利用いただくための運営体制を構築してきた」と同社は述べた。

現在OK Groupは、中国、アメリカ、ヨーロッパ、マレーシア、フィリピンなど世界10ヵ国以上に拠点を拡大し、1,000人以上の従業員を持つグローバルグループな取引所だ。

同グループの海外展開では暗号資産取引所以外に、現地有力パートナーとの提携によるブロックチェーン技術の開発とその商業化に取り組んでいる。ブロックチェーン技術の理想を備えた最先端のテクノロジーを探求することで、技術革新と産業構造改革を実現し、業界の発展に積極的に貢献することを目指している。

今回、取引開始されたOKCoin Japanでは、日本円建てで4つのペアが取り扱われる。ペアは以下の通り。

【取引銘柄(通貨ペア)】

  • ビットコイン(BTC)/JPY
  • イーサリアム(ETH)/JPY
  • ビットコインキャッシュ(BCH)/JPY
  • ライトコイン(LTC)/JPY

なお、イーサリアムクラシック(ETC)についても上場を予定していたが、今月初旬に発生したブロックチェーン再編成(リオルグ)に伴い、一時延期している。(提供:月刊暗号資産