FXプライムbyGMOはGMOインターネットグループのFX専門会社で、約定力の高さや、スキャルピングが認められているなど、FX取引に慣れたユーザーに人気が高い。ここではFXプライムbyGMOのメリットやデメリット、スワップ、スプレッドなどの基本情報を紹介しながら、どのような人に適したFX会社なのかを見ていこう。

1,FXプライムbyGMOの特徴は?基本情報を紹介

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(画像=FXプライムbyGMO公式サイトより)

FXプライムbyGMOが他のFX会社とは異なる際立った特徴は何か?スペックやFXプライムbyGMOが提供するサービスについて紹介していこう。

FXプライムbyGMOの特徴――約定力の高さは業界トップクラス、スキャルピングもOK

FXプライムbyGMOの特徴として真っ先に挙げられるのは、

1 高い約定力
2 スキャルピング可能

の2つだ。約定力は業界トップクラス。さらに、スキャルピングを禁止するFX会社が多い中、「スキャルピングOK」を公言する貴重な会社でもある。

FXプライムbyGMOは高い負荷に耐えられる自慢のサーバーを使用し、ハイスピードと極めて高い約定率を実現。これは短期間に多くの取引をするスキャルピングに必要な条件とも言え、FX上級者たちが、FXプライムbyGMOに高い信頼を寄せているのもこのためだ。

GMOインターネットグループは、1995年のインターネット事業開始以来、「すべての人にインターネット」をスローガンに掲げて、インターネットに関するさまざまなサービスを提供。主力のインターネットインフラ事業では、サーバーはじめ、ドメイン、EC支援、セキュリティなどを、ビジネスの基盤となるインターネットインフラをワンストップで提供している。FXプライムbyGMOの代名詞でもある強靭なFXサーバーは、GMOインターネットグループの本丸であるインターネットインフラ技術を結集した産物なのだ。

FXプライムbyGMOの基本情報一覧

FXプライムbyGMOで口座を開設した場合の諸条件を、以下の一覧表でチェックしてみよう。

FXプライムbyGMO口座基本情報一覧表(2020年9月19日現在)

会社情報 会社名 FXプライムbyGMO
FXサービス名 選べる外貨
設立 2003年9月24日
資本金 1億円
注文受付時間 メンテナンス時間を除く、原則毎日24時間
※日本時間月曜日6:30~7:00は注文受付停止
取引休止時間 日本時間土曜日早朝
(東部時間 金曜日クローズ)から、
日本時間翌週月曜日早朝
(オセアニア市場の取引再開)まで
日次
メンテナンス時間
ニューヨーククローズ
(東部時間17:00)以降の15~20分程度
日本時間6:45~7:00頃(冬時間)
日本時間5:45~6:00頃(夏時間)
口座 口座開設手数料 無料
口座管理手数料 無料
ネット入金24
(即時入金)
無料(会社負担)
振込入金 有料(利用者負担)
出金手数料 無料(会社負担)
※出金額に制限なし(使用中の保証金を除く)
ツール PC用 ・ブラウザ版取引ツール
・ブラウザ版「ハイスピード注文」
スマートフォン・iPad用 スマートフォン・iPad版取引ツール
※ブラウザ版「ハイスピード注文」利用可
スマートフォン用 「PRIMEアプリS」
※ブラウザ版「ハイスピード注文」利用可
分析ツール 「ぱっと見テクニカル」
テクニカル指標の種類 54種類
(PC版、スマートフォン・iPad版
「プライムチャート」で使用可能)
取引 通貨ペアの種類 20通貨ペア
最低取引単位 1,000通貨単位
注文1回当たりの
取引上限
200万通貨
レバレッジ倍率 個人:最大25倍(保証金は取引総額の4%)
法人:通貨ペアごとに保証金を設定
取引手数料 1万通貨未満:片道3銭
1万通貨以上:無料
ロスカット手数料
強制決済手数料
南アフリカランド/円、
メキシコペソ/円:0.5銭
上記以外の通貨ペア:5銭
注文方法の種類 成行、指値、逆指値、イフダン
OCO、イフダンOCO
スリッページ あり(実際には非常に少ない)
強制決済
発生水準
ニューヨーククローズ後の時価評価の時点で、
証拠金維持率100%未満であった場合
①新規注文、新規注文訂正ができなくなる
②その後、日本時間午前0時までに、
不足額が解消されない場合は強制決済
ロスカット発動水準 一定間隔で行う時価評価の時点で、
証拠金維持率80%を下回った場合
FXによる利益と課税 「雑所得」として申告分離課税(20.315%)
その他
サービス
デモトレード PCブラウザ用デモトレードあり
自動売買 システムトレード「ちょいトレFX」利用可
サポート体制 ・チャットボット
「AIプライヌ」:1年365日24時間対応
・電話お問い合わせ:平日9:00~17:00
・お問い合わせフォーム:常時
※上記一覧表はFXプライムbyGMOホームページを参照して作成した

2,FXプライムbyGMOのスプレッドやスワップを確認

口座を開設するFX会社を最終的に判断するには、さまざまな側面から検証をする必要であるが、スプレッドとスワップポイントの2つはどちらも最初に比較しておきたい多い大事な指標だ。

※以下の一覧表では、2020年9月19日現在のFXプライムbyGMOホームページで公表された数値を引用した。

取扱通貨ペア別のスプレッド

スプレッドはFX会社に支払う唯一のコスト通貨を為替取引する際に発生するスプレッドは、その幅が狭ければ狭いほど、FX会社に支払う手数料が少なくて済むことになる。

国内のFXトレーダーがもっとも多く取引する米ドル/円スプレッドをはじめ、国内FX市場で馴染みのあるユーロ/円、英ポンド/円、さらには高金利通貨ペアに位置付けられているメキシコペソ/円、トルコリラ/円など、FXプライムbyGMOの取扱通貨ペア別スプレッドを見てみよう。

取扱通貨ペア別スプレッド一覧表(2020年9月19日現在)

通貨ペア スプレッド
米ドル/円 ・50万通貨超の場合
→0.6銭
・50万通貨以下の場合
→0.3銭
ユーロ/円 0.6銭
英ポンド/円 1.1銭
豪ドル/円 0.9銭
NZドル/円 1.6銭
カナダドル/円 1.7銭
スイスフラン/円 1.8銭
SGドル/円 5.0銭
香港ドル/円 2.0銭
南アフリカランド/円 0.9銭
トルコリラ/円 4.8銭
メキシコペソ/円 0.9銭
ポーランドズロチ/円 5.9銭
ユーロ/米ドル 0.6pips
英ポンド/米ドル 1.8pips
豪ドル/米ドル 1.4pips
NZドル/米ドル 1.9Pips
ユーロ/英ポンド 1.0pips
ユーロ/豪ドル 1.9pips
英ポンド/豪ドル 1.9pips

主要取扱通貨ペア別のスワップポイント

一方でスワップポイントはポジションを保有しているだけで受け取ることができる銀行預金の利子のようなもの。スワップポイントはFX業者ごとで異なるが、FXプライムbyGMOではどのような金額に設定されているのだろうか。

取扱通貨ペア別スワップポイント一覧表(2020年9月18日付与実績)

通貨ペア 買い 売り
米ドル/円 2 -17
ユーロ/円 -18 3
英ポンド/円 0 -15
豪ドル/円 1 -16
NZドル/円 2 -17
カナダドル/円 0 -15
スイスフラン/円 -21 6
シンガポールドル/円 -5 -10
香港ドル/円 -5 -5
南アフリカ/ランド 14 -14
トルコリラ/円 12 -22
メキシコ/円 7 -7
ポーランドズロチ/円 -7 -3
ユーロ/米ドル -0.22 0.12
英ポンド/米ドル -0.12 0.02
豪ドル/米ドル -0.05 -0.05
NZドル/米ドル -0.02 -0.08
ユーロ/英ポンド -1.18 0.13
ユーロ/豪ドル -0.24 0.14
英ポンド/豪ドル -0.12 0.02

3,FXプライムbyGMOで口座を開設する5つのメリット

FXプライムbyGMOは多くのFXユーザーに支持されるFX口座だが、FX初心者にはどのようなメリットがあるのだろうか。特に注目したい点を4つ挙げてみよう。

メリット1、極めて高い約定力とスリッページの少なさ

初心者、上級者を問わず、いつでも狙ったとおりに約定できるのは心強い。FXプライムbyGMOでは、「約定拒否」や「スリッページ(意図しないレートで約定すること)」が発生する確率は極めて低い。

FXでは、わずかな時間やレートの差が取引結果を大きく左右する。FX取引に慣れて、より多くの利益を追求するようになると、約定スピードやスリッページの発生頻度が低いことは、より重要になる。

トレーダーのニーズに応えられる高い約定力こそが、FXプライムbyGMOの第一のメリットと言えるだろう。

メリット2,スキャルピングを公認する数少ないFX会社

第二のメリットは、公式にスキャルピングを認めていることだ。スキャルピングとは、短時間で注文を繰り返し、少ない利益を積み上げる手法のこと。ポジションを翌日に持ち越さないため、「チャートが気になって眠れない」ということがない。昼休みや仕事の後の時間を取引に使うことができるので、FXに慣れてきたら検討したい手法の一つだ。小さな利益と小さな損失を繰り返すので、心理的にロスカットがしやすく、短期間で多くの取引経験を積めるというメリットもある。

しかし、スキャルピングを公認しているFX会社は意外と少ない。例えば、DMM FXは「スキャルピング禁止」と明言しているわけではないが、約款で「短期間での注文を繰り返し行う行為」を禁止事項としている。SBI FXトレードでも、同じような内容が契約締結前交付書面に書かれている。「短期間」が定義されていないため曖昧ではあるものの、これらに該当すると最悪の場合、口座が凍結される可能性もある。そのリスクを考えると、スキャルピングはそれを公認しているFX会社で行うほうがいいだろう。

スキャルピングを公認しているFX会社は、FXプライムbyGMOの他にヒロセ通商のLION FXやJFX、セントラル短資FXなどがある。

メリット3、初心者が学べる有意義な情報配信やセミナーが多い

FXに限らず投資で利益を上げるためには、商品やマーケットの見方、チャートの分析方法など、学ぶべきことがたくさんある。

FXプライムbyGMOでは初めてFXに触れる人に向けて、わかりやすい学習ページやチャートの分析方法を一から勉強できる「チャートがわかる!テクニカル教室」など、定期的に配信される情報コンテンツが用意されている。

マーケット情報をリアルタイムで配信する「MarketWin24」、テクニカル分析に基づいた利食い・損切りのアイデアが詰まった「チャートのささやき」、プロによるデイリー為替相場解説「井戸端為替会議」などの閲覧を習慣にすることで、FXの相場観や戦略を無理なく身に付けられるだろう。

初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて企画された会員向けオンラインセミナーも充実している。当日使用する資料を事前にダウンロードできるので、予習してから受講すれば学習効果が高まるだろう。セミナー後にオンデマンドを視聴して復習すれば、知識の定着を図ることもできる。オンラインセミナーでは、テーマに合わせて現役ファンドマネージャーや為替ストラテジスト、経験と実績のあるFXプロトレーダーなどを講師に招いて、FXのノウハウを実践的に学ぶことができるので、ぜひ参加したい。

メリット4、「ぱっと見テクニカル」をチャート予想に活用できる

FXで利益を出すためにはチャートの分析と予測が不可欠だが、経験が乏しい初心者がチャートから今後の値動きを予想するのは至難の業だ。経験不足を補う切り札となるのが、チャート予測ツールの「ぱっと見テクニカル」である。

ぱっと見テクニカルは、過去12年分のチャートの中から、現在のチャートに類似したものを探し出して、今後の値動きを予測して表示するという優れもの。

「経験不足だが、まずはトレードを実践してみたい」という初心者を強力にバックアップしてくれるだろう。投資判断の裏付けに「ぱっと見テクニカルのチャート」を利用するのも手だ。

メリッ5、使いやすさ抜群の取引ツール

FXプライムbyGMOが提供するチャート分析ツール「プライムチャート」が実装するテクニカル指標は、業界最多の54種類。最新技術のHTML5をベースにしており、起動や高度なチャート分析、画面の分割表示、27種類もの描画オブジェクトなども軽快だ。アドオンやインストールの手間がかからず、気軽に使用できる。

連続発注ができる「ハイスピード注文」は、スマホアプリ「PRIMEアプリS」やプライムチャート、あるいはレートの変動を知らせる「プッシュ通知」から直接起動することができるので、素早く取引ができる。

見やすさと使いやすさが両立した取引ツールなので、チャート分析を学んだばかりで取引に不慣れな初心者から中上級者まで、レベルに応じて使いこなすことができる。

4,FXプライムbyGMOの3つのデメリット

FXプライムbyGMOの口座開設者は半数以上が初心者であり、残りが経験者やプロトレーダーとされている。他社に比べて経験者やプロトレーダーの割合が多いということは、裏を返せば初心者にとって使い勝手が悪い点があるということだ。

FXプライムbyGMOの主なデメリットとして、以下の3点を認識しておいてほしい。

デメリット1,スプレッドは最狭水準ではない

FXをこれから始めようとする人にとって、スプレッドの狭さはFX会社選びの重要なポイントだろう。FXプライムbyGMOは、スプレッドにおいては分が悪い。参考までにFXプライムbyGMOとGMOクリック証券のFXネオ、DMM FXのスプレッドを比較してみよう。

通貨ペア FXプライムbyGMO
スプレッド
GMOクリック証券
FXネオ
DMM FX
米ドル/円 0.3銭※1 0.2銭 0.1銭
ユーロ/円 0.6銭 0.5銭 0.3銭
英ポンド/円 1.1銭 1.0銭 0.6銭
豪ドル/円 0.9銭 0.7銭 0.4銭
NZドル/円 1.6銭 1.2銭 0.9銭
※2020年9月22日、各社公式ホームページより筆者作成
※1, 50万通貨以下の場合

業界大手の2社と比べると、スプレッドはどの通貨ペアでも見劣りする。国内FXトレーダーが最も多く取引している米ドル/円のスプレッドでさえ、50万通貨以下の場合で0.3銭、50万通貨超だと0.6銭になってしまう。50万通貨以下の場合は、多くのFX会社が原則固定の0.2銭程度のスプレッドを提示している。

デメリット2,スワップポイントも決して高くない

FXプライムbyGMOの受取スワップポイントは、特に米ドル/円やユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルといった主要通貨ペアでは少ない。ただし、南アフリカランド//やトルコリラ/円のような高金利通貨ペアについては、FXプライムbyGMOの条件はそれほど悪くない。

2020年9月15日時点の上記5通貨ペアのスワップ付与実績を、スワップポイントの高さをアピールしているみんなのFXと比較すると以下のようになる。

FXプライムbyGMOとA社のスワップポイント比較(2020年9月15日付与実績)

通貨ペア FXプライムbyGMO みんなのFX
買い 売り 買い 売り
米ドル/円 2 -17 9 -11
ユーロ/米ドル -0.25 0.15 -20 17
英ポンド/米ドル -0.12 0.02 -3 2
南アフリカランド/円 7 -7 7.1 -7.1
トルコリラ/円 17 -27 21 -21

デメリット3,1万通貨未満の取引にはインターネット取引手数料が発生する

FXでは、一般的に取引手数料は無料。ところがFXプライムbyGMOでは、取引単位が基本的に1,000通貨であるにもかかわらず、1万通貨未満の取引にはインターネット取引手数料として1通貨あたり片道3銭の手数料がかかる。

米ドル/円の5,000通貨の取引を例に考えてみよう。米ドル/円のスプレッド15円(0.3銭の場合)に加えて、150円のインターネット取引手数料がかかるのだ。1米ドル=106円の際に、レバレッジ25倍で米ドルを5,000通貨購入する場合の必要証拠金は2万1,200円だ。

特に少額取引では手数料負担が大きくなりやすいので、コストが気になる人は1万通貨以上の取引を徹底するといった対策が必要だ。

5,FXプライムbyGMOはどんな人におすすめ?アクティブトレーダーを目指す人におすすめ

FXプライムbyGMOは初心者向けの学習コンテンツやセミナーも充実しているので、FX初心者でも、利益を出すためのテクニックをしっかりと身に付けることができる。

スキャルピングトレーダーが満足できる高い約定力や、多彩なチャート分析機能、スピーディな発注機能など、中上級者の利益獲得に大いに役立つツールも豊富であることは注目に値する。

将来的にFXで資産形成を考える人、副業としてFXである程度の利益を確保したい人、継続的かつ積極的にFX取引をしていきたい人にはおすすめのFX会社だといえるだろう。

執筆・近藤真理
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。

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