2020年10月20日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米大統領選前とあって、今はやはり、マーケット全体にあまり動きがない状況だ。しかし、そんな中、唯一ポンドがブレグジット交渉の展開によって上下している。ただし今のところ明確な方向性は出ていない。最大の障害はフランスにあるようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米経済対策も民主党側が応じる気配がないため、経済対策が決定されて「株が上昇してドル安」という流れも、目先は望めないかもしれない。そうなるとポジション調整の相場になっていくと思われるので基本的には狭いレンジで方向感がないが、マーケット全体としてユーロ/米ドルを中心としたドルのショートポジションがあるため、それが整理される感じになりそうだ。現在は方向感がなく、マーケットは小休止状態。米大統領選後に新しい動きが見えてくるのを待ちたい。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。