2020年11月9日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米大統領選挙の結果はバイデン候補が過半数である議席を獲得。週末に勝利宣言をしたが、トランプ氏は郵便投票でバイデン候補側に不正があったと法廷闘争に持ち込むといわれており、今週も引き続き注意が必要。先週6日(金)のドルインデックスは3日連続で下落している。ドルインデックスの下げは先週6日(金)日本時間早朝のFOMCにて、パウエルFRB議長の量的緩和拡大発言が起因しているものと考えられる。ドルストレートは先週5日(木)に続き、円も含め、例外なく強く推移しているが、特にユーロとスイスフランの強さが目立った。米ドル/円も103.20円まで急落している。ただここからさらに下げるにはエネルギーも必要なので、先週6日(金)の高値、103.76円付近までの調整を待ってのショートかと考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の4時間足チャートを見ると、拡大三角形のような形だ。ということは、調整が入る時に急騰することもあるので注意は必要。戦略的には、調整後、直近のサポートを切って売りと考えている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。