2020年12月1日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日11月30日(月)、ユーロ/米ドルが1.20ドルをつっかけたが、月末のリバランスがドル買いだったため、ユーロ/米ドルの大きな売りが出て、結局本日12月1日(火)の朝には、1.1925ドル付近まで下落した
現在の為替相場の戦略やスタンス
来週10日(木)にECB理事会があるが、そこで金融緩和することが想定されている。ただ、現状既にかなり緩和された状態のため、新しい措置がどの程度マーケットにインパクトを与えるのかは、今一つ読めないところがある。今回のユーロの下げはECBの金融緩和に向けた下げという要素があったものの、結局はドル売りユーロ買いのチャンスになりそうだ。1.18ドル後半~1.19ドル台前半はユーロ/米ドルのいい押し目に見えるため、そこを買って、また1.20ドル以上での売りを狙う相場になるかと思っている。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。