一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は1日、公式サイトにて第二種会員として1社が入会したことを発表した。1月の3社に続いて今年4社目の入会となる。

今回入会したのは、トレイダーズ証券株式会社。トレイダーズ証券は金融取引システムなどを手がけるトレイダーズホールディングスの子会社で、オンライン外国為替取引事業を中核とするオンライン証券サービスを展開し、外国為替証拠金取引サービス「みんなのFX」や「LIGHT FX」などを提供している。

トレイダー
(画像=Shutterstock)

また、親会社のトレイダーズホールディングスは2016年に「みんなのビットコイン」を設立し、暗号資産(仮想通貨)事業を行っていた。

2017年からサービスを開始し、しばらくはみなし業者として運営を行っていたが、2019年にみんなのビットコインから楽天ウォレットへと商号を変更。

その後、楽天ウォレットは同年3月に暗号資産交換業者の認可を受け、楽天傘下の暗号資産取引所として運営されている。

今回のトレイダーズ証券の入会によってJVCEAの第二種会員は計9社となった。

昨年12月頃からの暗号資産市場における盛り上がりも相まってか、暗号資産関連事業の検討例が国内で増加している。

先日には、新生銀行がマネックス証券と包括提携を結んだことにより、将来的には暗号資産関連サービスの提供も視野に入れているとの一報があったばかりだ。

これらの背景としては、国内において暗号資産に関する環境整備が行われていることで、企業が参入しやすい状態が形成されつつある点が挙げられる。

JVCEAは暗号資産交換業および暗号資産関連デリバティブ取引業の自主規制団体。また、資金決済法に基づく「認定資金決済事業者協会」と金融商品取引法に基づく「認定金融商品取引業協会」を兼ねている。

暗号資産の信託業務や暗号資産交換業の適切な実施を確保し、暗号資産交換業の健全な発展と利用者の保護に貢献することを目的として、自主規制規則の制定や会員に対する監査、モニタリング、情報提供および指導、勧告・処分等の業務を行っている。(提供:月刊暗号資産