ブラジルを拠点とする暗号資産(仮想通貨)投資管理会社Hashdexは8日、暗号資産インデックスETFがバミューダ証券取引所に上場することを発表した。同社によると、これは世界で初の暗号資産インデックスETFになるとのこと。

今回上場した「Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF」は、NasdaqとHashdexによって共同開発された指標「Nasdaq Crypto Index (NCI)」 に基づいて運用される。

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(画像=Shutterstock)

NCIは6種類の主要な暗号資産銘柄を組み合わせて作られた指標で、暗号資産全体のパフォーマンスに連動する仕組みになっている。

NCI指標を構成する暗号資産のうち最大の比重を担うのはビットコインの76.12%で、イーサリアムの20.25%が追随する形となる(10日現在)。他の銘柄としてはライトコイン、チェーンリンク、ビットコインキャッシュ、ステラが含まれる。これら暗号資産銘柄の比重は四半期ごとに見直される予定だ。

また、バミューダ証券取引所に暗号資産インデックスETFが上場したことによって、米国在住者以外の適格投資家が参入可能となった。

そのため、適格投資家にとってポートフォリオに暗号資産を加える選択肢がまた1つ増えた形だ。従来の金融商品とは異なる暗号資産だが、大手証券取引所にETFとして上場したことにより、さらに身近なものになったとも言えるだろう。

さらにブラジルの投資家は、Hashdexによって管理されているフィーダーファンドや国内の大手投資プラットフォームから暗号資産取引に参加できるようになる。

HashdexのCEOであるMarcelo Sampaio氏は「暗号資産インデックスETFは機関投資家の暗号資産投資への参入を加速させるだろう」とコメントしている。

ここ数ヶ月で機関投資家の参入が急激に増えてきた暗号資産市場だが、今後さらに動きが加速していくかもしれない。

また今回の暗号資産インデックスETFの上場が市場全体にもたらす影響にも今後注視していきたいところだ。(提供:月刊暗号資産