日本時間20日、ビットコインは日本円にして600万円を突破した。

同日未明から急騰し、一時5万7000ドル(約602万円)を意識してか、5万6000ドル(約591万円)近辺での推移が続いていたが、22時頃に上抜けに成功。その後も価格を上昇させ、22日早朝には5万8000ドル(約612万円)を突破した。

ビットコイン
(画像=Shutterstock)

執筆現在においては少々値を下げ、再び5万6000ドル付近での取引が続いている。

一方、アルトコインも好調だ。

週末から驚異的な価格上昇を見せていたバイナンスコイン(BNB)は340ドル(約3万6,000円)まで上昇し、時価総額順位においてテザー(USDT)を抜き3位に浮上。ポルカドット(DOT)やエイダ(ADA)なども右肩上がりに価格を上げ、共にテザーの順位を一時上回った(CoinMarketCap参照)。

そしてイーサリアムもまた重要な価格ラインを超えた。

ビットコインが過去最高値を更新した20日、イーサリアムは史上初となる2000ドル(約21万1,000円)を突破した。ビットコインが5万6000ドル付近で揉み合っていたこともあり、一時的にアルトコインへ資金が循環したことが要因の1つとして挙げられそうだ。

2000ドルを超えてからは達成感からか価格を下げ、執筆現在においては1850ドル(約19万5,000円)ほどを推移している。

22日の暗号資産市場は全体的に価格を落としているが、その中でも大きな上昇率を見せている銘柄もある。

特に国内でも取引がされているネム(NEM)とIOST(IOST)の上昇が顕著だ。

ネムは新ブロックチェーンであるSymbolの最終ストレステストが19日に行われ、その結果レポートが日本時間22日に発表されるとのことから思惑買いが加速し、執筆現在において前日比約15%上昇している。

テスト結果が良好であった際には併せてSymbolのオプトイン(トークン 取得権利)の獲得日に関する発表も行われる可能性があるため、動向を気にかけた方がよさそうだ。

IOSTの上昇要因もネムに通ずるものがある。

IOSTを基盤として構築された金融プラットフォーム・Donnie Financeにおいて、IOST保有者に対しDonnieトークン(DON)のエアドロップが行われる。こちらは今月25日にスナップショットが行われる予定で、各取引所が保有しているIOSTに応じてDONの配布数量が決まるとのこと。

このスナップショット前に買いが殺到し、最大で前日比60%超の上昇率を記録した。

なお、国内で唯一IOSTの取扱いをしているコインチェックはこのエアドロップについて声明を出しておらず、さらに対応しない可能性が高いため注意が必要だ。(提供:月刊暗号資産