Twitter社のJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が率いる米決済企業・Square社のCFOであるAmrita Ahuja氏がCNBCの番組に出演し、運営するCashAppを通じてビットコインを購入する人が急増していると語った。

ビットコイン
(画像=Shutterstock)

同氏によると、2020年にCashApp上で約300万人が暗号資産(仮想通貨)の取引を行い、今年1月には100万人以上のユーザーがビットコインを購入したという。

CashAppはP2P決済プラットフォームで、ユーザーはビットコインや株式などの資産を売買することもできる。

Squareは2018年1月からほぼ全てのユーザーが決済アプリを通じてビットコインを売買できるようにした。その頃のビットコインといえば価格高騰の最中にあり、12月には初となる1BTCあたり2万ドルに迫った。

その後ビットコインは大きく価格を落とし、いわゆる「暗号資産冬の時代」を過ごすなど、市場は停滞。しかし着実に価格を戻していくと、昨年10月頃からは大きく上昇する場面も見られた。

そのきっかけの1つとなったのがSquareによるビットコインの大量購入だ。

当時購入価格約53億円でビットコインを購入したと発表し、結果的にその動きが機関投資家を呼び込む発端となったと言える。

またSquareは先月23日に1億7000万ドル(約181億円)で3318BTCを購入したと発表。これまでに購入した分と合わせ、約8000BTCを保有する巨大なクジラとなっている。

なお、この数量は執筆現在価格にして約399億円に相当する。

ビットコインの熱烈な支持者の1人として著名なDorsey氏は、かつてビットコインが最終的にインターネットの「単一通貨」になるだろうと予測していた。

今回、Aahuja氏もその流れを汲み「ビットコインが我々の目的である経済的エンパワーメントに合致していると感じている」とSquareのこれまでの投資について説明。

さらに、「経済的エンパワーメントとはこれまで金融ツールを持っていなかった人々も含め、より広く金融ツールへのアクセスを可能にすることだ。私たちは、ビットコインが将来的にそれを可能にする方法だと考えている」と語った。(提供:月刊暗号資産