日経平均 29,642.69 円 △ 21.70 円
≪東証一部≫
売買高 9億4,138万株
売買代金 2兆0200億0900万円
値上り銘柄数 1,260 銘柄
値下り銘柄数 845 銘柄
騰落レシオ(25日) 109.30 %
為替 1ドル=108.92 円
☆ 市況概況 ☆
買戻しを急ぐ動きもあったが上値も重い
米国株はまちまちで方向感に乏しく、買い材料もないことから売り先行となった。ただ、寄り付き直後にまとまった買いが入り一気に堅調な展開となって上値を試す動きとなった。それでも特に材料のないなかで節目とみられる29,800円を試す動きになると今度は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。
昼の時間帯も特に手掛かりはなく、後場に入ると手仕舞い売りも嵩んで軟調となる場面もあった。それでも29,600円を割り込むと買戻しが入り指数は方向感に乏しく小動きとなった。引けを意識する時間帯には手仕舞い売りもあって冴えない展開となりましたが、特に売り急ぐでもなく買戻しが入り小幅高となりました。
小型銘柄も方向感に乏しくまちまちだった。東証マザーズ指数は軟調、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高となった。先物も特に売り買いを急ぐような場面も少なく、散発的にまとまった売り買いは見られたものの指数を動かすこともなかった。
相場全体としては様子見気分が強いというか明確に上下方向感がみられることがなくなった。個々の銘柄も上がれば売られ、下がれば買われるという状況で方向感に乏しく、決算発表などがある程度見えてこないと方向感が見えないということなのだろう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線や基準線を意識しての底堅さがみられるものの上値も重くなっている。ちょっとしたきっかけで25日移動平均線などを下回ると一気に下値を試すことになるのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
あいかわらず相場全体としての方向感が見えない状況だ。好決算銘柄の買い直しなどが見られるということでもなく、何に反応して良いのかわからないという感じで総じて動きが鈍くなっている。
売り急ぐ材料もないことから値持ちはいいのだが、上値は買わないという状況で指数はごく一部の銘柄の方向で高安決まるというような形だ。米国の決算発表が本格化するなかで世界的なお金の流れに変化がみられるかどうかということになるのだろう。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことも買い切れず、逆に景気対策などが出るのではないかとの期待もあって売り切れずという面もありそうだ。業績に影響がある銘柄が限られているということも動き難いということなのだろう。
それでも買われすぎ銘柄の上値は徐々に重くなっているし、売られすぎ銘柄は底堅さがみられる。ここは割安感が出ている銘柄をしっかりと仕込んでおくということで良いのだろう。指数を無視して個々の動きを見るということだ。
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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!
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