2021年5月24日9時半時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週のドルは日替わりで最強、最弱を繰り返してきたが、21日(金)は最強通貨だった。ドルインデックスは89.750から90.028へと反騰した。ドルの次に強かったのはカナダドルでスイスフランと円が続いている。一方最弱通貨は豪ドルで続いてNZドル、ユーロが続いている。ポンドは変わらずだった。米ドル/円は21日(金)の18時に108.610円の安値を、22日(土)2時に109.003円の高値を付けている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の日足の反転ポイントは108.33円なのでそのラインを下回らなければ、まだ中長期的には買いからとは思っている。しかし直近は60分足のトレンドラインに抑えられながら下がっている。ただ安値を更新できなくなってきたという形に見えるので、いよいよ下降トレンドラインを越えて110円くらいまでの上昇があるのか、というところ。ただ気になるのはRSIの動き。70以上にならなければ、まだ60分足のトレンドの方向が継続しやすくなるので注意が必要だ。RSIの動き方では70以上になりその後30以下にならなければ上昇していくかと思っている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。