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目黒駅前再開発が始動

第二次安倍内閣が発足してから、日経平均株価も上がり、不動産の売買も活発になってきており、再開発の話題にも事欠きかません。今年に入ってから山手線の新駅建設の話題がちらほらと見られるようになりました。平成26年6月3日には東日本旅客鉄道㈱(JR東日本)が「田町~品川駅間に新駅を設置し、まちづくりを進めます」という題目で、新駅の構想を発表しています。品川車両基地の跡地、およそ13haも同時に再開発が行われる予定であり、新しい街ができると考えてよいでしょう。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせた暫定開業を目指しています。田町・品川駅間の大型開発に注目が集まっていますが、2020年よりも早く再開発が完了する予定になっている駅があります。それが品川駅より渋谷方面に3駅乗ったところにある目黒駅です。今年8月にいよいよ再開発に着手しました。2017年11月に完成予定となっています。今回はこの目黒駅前の再開発について見ていくことにしましょう。


目黒という立地

目黒駅は目黒区にはありません。住所でいえば、品川区上大崎にあたります。山手線の他に、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線が乗り継いでおり、南北、東西にも1本で出ることができ、都心への交通アクセスも良いエリアです。目黒駅の隣は高級住宅地として知られる恵比寿駅であり、目黒駅と恵比寿駅の間にある赤い球体のオブジェで知られる日の丸自動車学校は芸能人がしばしば通っていることが話題になっています。高級住宅街として自由が丘、青葉台、駒場が有名であり、有名人、芸能人も多く住むエリアです。また、目黒区は良好な住環境を維持するために「めぐろ住環境プロジェクト」に取り組んでおり、建築物の絶対高さ制限や敷地面積の最低限度を行っており、土地が細分化されたり、景観が損なわれたりしないよう努めています。なお、他にも有名どころとして、目黒不動尊(龍泉寺、江戸五色不動の1つ)や毎年初秋に行われる、さんまが無料で配られる「目黒区民祭り」等があります。