住みたい街ランキング

2014年の住みたい街ランキングの第1位~第10位は、以下のようになっています。第1位、吉祥寺、第2位、恵比寿、第3位、池袋、第4位、中目黒、第5位、横浜、第6位、自由ケ丘、第7位、新宿、第8位、品川、第9位、武蔵小杉、第10位、表参道となっています。これらの地域は人気が高い地域といえ、家賃も高く、今後も家賃の上昇が予想される地域といえるでしょう。


人気エリアの賃貸料と空室率の動向

人気エリアの賃貸料と空室率の動向に注目してみます。住みたい街ランキング第1位の吉祥寺です。吉祥寺は、東京都武蔵野市に位置し、賃貸物件の家賃相場は、駅から徒歩10分以内のエリアでワンルームが7万円、3LDKが16万円となっています。また、武蔵野市の空室率が、13%となっています。東京都の平均空室率が14%なので、下回っており、いい数字であるといえます。もう少し、吉祥寺駅付近にスポットすると、駅から10分以上のアパートでも空室率が4%となっています。これは、驚異的といえます。ただ、隣の駅の西荻窪駅付近だと空室率は16%になり、1駅でも違うと空室率は違うということがいえます。物件選びの際は、ネットなどの情報以外にも、足で調査して、不動産屋とのコミニュケーションを図ることが大事といえます。

また、東京オリンピックが決定して1年が経過しようとしていますが、高層マンションの建設が続く湾岸エリアの勝ちどきに注目します。勝ちどき駅は朝のラッシュ時には、長蛇の列が続き、地下鉄の階段から地上に上がるまで、相当の時間を要します。それだけ、人口が集中しているといえます。勝どき駅から徒歩10分以内のエリアでワンルームが11万円、3LDKが25万円となっています。 吉祥寺と比較しても高い数字といえます。

また、東京オリンピック実施の2020年までは、東京都全体の人口予測で人口がピークを迎えるといわれています。特に、この勝どき、晴海付近から都心への高速輸送システムを導入すると東京都が発表しており、これからますます注目されていくことが予想されます。

また、JR東日本は、今年6月に品川から田町の間に駅を新設すると発表しました。したがって、住みたい街ランキング8位にも入っている品川に注目してみます。東京都品川区で、駅から徒歩10分以内のエリアでワンルームが8万円、2LDKが18万円となっています。やはり、この地域も吉祥寺と比較しても高い数字といえます。そして東京都品川区の空室率は、12%で、東京都の平均空室率が14%なので、下回っており、いい数字であるといえます。


マンション投資における人気エリアの今後の展望

人気エリアは、やはり東京都に集中しており、これからの東京オリンピックに伴う建設開発の影響が大きいと予想されます。特に晴海地区に建設される東京オリンピック村は、東京オリンピック後に集合住宅への改修が予定されており、 近辺の勝どき、晴海、豊洲は注目せざるをえないでしょう。また、オフィスビルの拠点であり、再開発が進む品川も、海外からの輸送拠点である羽田空港も近く、 注目すべきであり、展望は明るいといえます。

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photo credit: Khánh Hmoong via photopin cc