中古リノベーション住宅流通プラットフォーム「カウカモ」を運営する株式会社ツクルバは2021年9月7日、新商品「プリメイドリノベーション」をローンチした。
「お気に入りを、かんたんに。」をコンセプトとした、カウカモ初の定額パッケージリノベーション商品となる。
「既存の物件からでは自分の好みに合った物件に出会いにくい」「ゼロからオーダーでフルリノベーションをするのは大変すぎる」というユーザーニーズに応え、より手軽に自分の理想の住まいを実現できる選択肢を提供する形だ。
ユーザーは同社が用意した2つの価格帯の6パターンのデザインラインナップから好みの1つを選択し、間取りを決めるだけの簡単2ステップで、リノベーション後のイメージを具体化できる。
価格帯はSIMPLE（シンプル）パターンが14万/㎡（税込）。アクセントクロスで壁のアレンジができる飽きのこないデザインだ。
SELECTION（セレクション）パターンは16万/㎡（税込）。カウカモが選んだおすすめの建材を組み合わせたウッド、ニュアンス、ミクスチャー、シャープの4つのデザインから選択できる。
ADVANCE（アドバンス）パターンは20万/㎡（税込）。カウカモオリジナルの豊富な造作/建材を使用したラインである。
定額制のため、「オプションを積み上げていくと予算が膨らむ」というリノベーションで起こりがちな不安も解消できる。
プリメイドのメリットについて、株式会社ツクルバ cowcamo エージェントサービス事業部 サービス戦略チーム エージェントサービス CX責任者の多久 美聡（たく みさと）氏は「工事開始までのデザインや設計期間が、フルリノベーションより半月～1か月ほど短縮できるメリットがあり、ローンと家賃の二重支払いなどの負担も軽減できる」と話す。
なお、同社は2021年8月21日、自由が丘に、同社としては初となる実店舗「cowcamo SHOP 自由が丘」をオープンした。中古住宅の購入やリノベーションの検討初期段階の情報収集からリノベーションに関する具体的な相談、契約に至るまで、顧客の様々な相談に応えられる接客専用のスペースだ。店舗近くに、リノベーションを体感できる「cowcamo 自由が丘ショールーム」の本格展開も予定している。
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