新規コロナ感染者の減少により経済活動の回復も本格化し始めた。しかし感染第6波の懸念も指摘されるなど、まだまだ先行きは見通せない。むしろ将来への不透明感は増し、これに合わせ、投資意欲は多くの人の中で高まっていると言えるだろう。このウィズコロナの時代に適した投資について、あらためて学び、投資商品に実際に触れられるイベントが、2022年1月に開催される。第5回を数える日本最大級の資産運用イベント「資産運用EXPO【春】」について、確認しよう。
新たなウィズコロナ時代の投資商品選びとは
日本銀行が2021年4月に発表した展望レポートによると、本来あるべき家計消費のうち、コロナ禍で抑えられた消費分を「強制貯蓄」と呼び、2020年1年間の累計では、この強制貯蓄が20兆円程度(特別定額給付金を除く)あると試算した。
新型コロナウイルス新規感染者数は10月時点で全国的に低い水準に抑えられており、11月以降に行動制限も徐々に緩和されることになりそうだ。冬シーズンを前にした感染第6波の懸念やワクチン接種率の高い海外での事例から、コロナ前の経済状況への早期回復は見通しにくいものの、経済活動は徐々に回復すると予想される
このウィズコロナ時代にあたって、20兆円にものぼる強制貯蓄を日本国民はどこに振り向けていくのだろうか。長期的な先行きは、コロナの影響も重なりさらに不透明度が増す中、家計を見直し、投資を検討している人も多いだろう。
しかし、いざ投資を始めようと思っても、そもそもの金融リテラシーに不足を感じていたり、この激動する経済環境下において、自分のスタイルに適した投資商品がわからなかったりすれば、一歩踏み出すことも躊躇してしまう。
そんな中、さまざまな投資商品と資産運用に関するセミナーが一堂に会する大規模イベントが、年明けの2022年1月に開催される。「第5回 資産運用EXPO【春】」だ。
お金の増やし方が学べる、投資商品が見つかる「第5回 資産運用EXPO【春】」
本イベントの概要は下記の通りだ。
▽第5回 資産運用EXPO【春】概要
- 会期;2022年1月14日(金)〜16日(日)
- 会場;東京ビッグサイト
- 主催;RX Japan株式会社 (旧社名; リード エグジビション ジャパン)
資産運用EXPOは2018年から開催されており、あらゆる投資商品との出会いの場として、例年大盛況を続けている。
主催するのは日本最大の展示会主催会社RX Japan株式会社。同社は1986年の設立以来からの豊富な展示会開催経験とノウハウを持つ。前回開催の2021年には、同社過去最多となる84本(構成展総計は357展)もの展示会を開催するに至った。
2022年1月に第5回として企画される「第5回 資産運用EXPO【春】」は、取り扱い230社(※)以上の投資商品が集まる規模となる。投資商品の比較・購入、情報収集の場として、より充実した展示会となるだろう。
株主優待の桐谷さんをはじめとした著名講師登壇の必聴セミナーがすべて無料!
著名な投資家、アナリストなどの最新の情報、ノウハウが学べるセミナーは、会期中の3日間で、じつに70本を予定されている。特別公演には、株主優待を最大限活用した生活でTV番組でもおなじみの桐谷広人氏や、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏らといった著名人が登壇する。あらためて金融リテラシーを身につけたり、新しいウィズコロナ時代の資産運用方針の立て方を学ぶうえで、大いに参考になるだろう。
▽第5回 資産運用EXPO【春】の主なセミナー登壇者
聴講はすべて無料。例年すぐに定員に達するセミナーが多数あるため、早めの申し込みがおすすめだ。
マネースクール・教材フェアを東京初開催!会場は4つのフェアで構成
本展は「金融資産フェア」、「不動産投資フェア」、「家計の見直しフェア」、「マネースクール ・教材フェア」の4つの内容ごとに分かれたレイアウトで構成される。
▽第5回 資産運用EXPO【春】の会場レイアウトイメージ
今回の特徴は、「第2回 資産運用EXPO【関西】」で初開催となった「マネースクール ・教材フェア」が東京でも初展開される点だ。マネースクール、投資教材、情報誌や投資コンサルティングといった分野の企業が出展し、サービスやコンテンツを展開する。投資に関する“学び”のコンテンツが充実しており、マネーリテラシーを高める機会としてぜひ注目したいところだ。
▽前回開催時の出展企業に設けられた個別相談ブースの様子
また、「家計の見直しフェア」「金融資産フェア」「不動産投資フェア」の各カテゴリでは、出展企業各ブースに個別相談スペースが設けられ、投資商品のプロと直接相談ができる。興味を持った金融商品の詳しい説明が聞けるだけでなく、個別の投資相談も無料で対応いただけるので、専門家へ相談できるよい機会となるだろう。
同時開催!「第2回FRAX TOKYO」
また今回、「第2回FRAX TOKYO」も同会場で同時開催される。飲食・サービス・小売などのフランチャイズが多数出展する展示会だ。
▽第2回FRAX TOKYOの会場イメージ
普段はあまり馴染みのない分野かもしれないが、投資や独立・開業には、フランチャイズビジネスという選択肢もある。投資や独立・開業を検討している人は、こちらも要注目だ。
会場では、フランチャイズチェーン市場の展望や、実際の成功ノウハウを解説するセミナーが多数開催されるほか、各出展ブースにて、フランチャイズ本部やFC本部向け支援企業とその場で商談を行うことができる。投資型FCとしてコインランドリー、外貨両替機、駐車場関連の企業も出展予定なので、具体的に情報を得る絶好の機会となるだろう。
「第2回FRAX TOKYO」の会期は1月13日からの3日間となる。14日、15日は資産運用EXPO【春】とあわせて訪問し、情報収集することができそうだ。
会場では徹底したコロナ対策を実施
当日、会場では政府・自治体および展示会業界のガイドラインをもとに、新型コロナウイルス感染症に対し下記のような徹底した安全対策がなされる予定だ。
▽第5回 資産運用EXPO【春】会場におけるコロナ対策
- 全参加者へマスク着用を徹底
- 全参加者へ手指の消毒を徹底
- 全参加者にサーモグラフィー等による体温測定を実施
- 展示会受付でのソーシャルディスタンスの徹底、飛沫防止シートの設置といった感染防止策の徹底
- 各セミナー終了後、講演会場の消毒を実施
- 「扉の開放、空調設備による常時換気」、「セミナー会場での、座席間隔の確保」を実施
会場は、徹底した感染対策が実施され、来場者は万全のコロナ対策のもと、安心して各ブースの閲覧やセミナーの聴講を行うことができる。
事前登録で入場料無料。「第5回 資産運用EXPO【春】」で資産運用の新たな一歩を
当日の入場券は5,000円だが、事前に来場登録をすると、なんと入場料が無料になる。まずは来場登録をしておこう。
本展は、これからの時代に適した投資情報を入手することができるまたとない機会だ。あなたもぜひ「第5回 資産運用EXPO【春】」に参加して、資産運用の新たな一歩を踏み出してみよう。
※掲載の出展社数(同時開催展含む)・セミナー数は、2021年10月4日時点での最終見込み数字であり、開催時には増減する可能性があります。また出展契約企業に加え、共同出展するグループ企業・パートナー企業数も含みます。 ※タイトルの「日本最大級」については、本展と類似する資産運用関連の展示会との比較に基づきます。