Oil platform on the ocean. Offshore drilling for gas and petroleum
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原油価格の上昇が止まらない。原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格は、2022年3月3日(木)の本稿執筆時点において、1バレル=114ドル台半ばまで上昇している。言うまでもなく、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、産油国ロシアからの原油供給が滞る懸念が大きな理由だ。このような状況をかんがみるに、原油投資においては、筆者は現在の局面を「短期収益」と「中長期収益」の“二刀流”を狙える状況にあるのではないかと考えている。今回は、その理由について述べていくことにしよう。