ウクライナ問題を受けて、2月中旬から下落基調となった日経平均株価。3月8日には心理的節目である2万5,000円を1年4カ月ぶりに下回った。しかし、それを底値に、3月末にかけて2万8,000円前後まで急反発したのはご存知の通りだ。市場関係者のなかには「大学ファンドが積極的に日本株式を買って、強い買い需要が発生したのではないか」とみる向きもある。現時点で真偽は不明だが、いずれにせよ大学ファンドは10兆円規模と巨額の“新しいクジラ”であり、多くの関係者の注目を集めている。今回は、そんな大学ファンドについて述べていくことにしよう。
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