日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万6,677.80円 ▲70.34円
為替 1ドル=127.01円
売買高(東証プライム、以下同) 11億6,492万株
売買代金 2兆7,190億円
値上り銘柄数 640銘柄
値下り銘柄数 1,114銘柄
騰落レシオ(25日) 104.36%

市況概況

堅調な場面もあったが結局は手仕舞い売りに押される

米国株はまちまちだったが、ナスダック指数が大幅安になったことなどから売り先行となった。寄り付きの売りが一巡した後は、手仕舞い売りに押されて、一時、日経平均は2万6,600円を割り込む場面があった。

それでも、一旦、売りが一巡した形で買い戻しが見られた。昨日(2022年5月24日)の終値を意識すると、上値が重く、下げ渋りは見られたものの冴えない展開になった。

昼の時間帯は、買い戻しが見られたが、大きく動くでもなかった。それでも、後場に入ると買い戻しを急ぐ動きがあって、堅調になる場面があり、戻りを試す展開となった。

それでも、節目とみられる2万6,800円を意識すると上値が重くなり、最後は、上値の重さが嫌気されて手仕舞い売りに押される形に。軟調な引けとなった。

小型銘柄は、手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調。マザーズ指数は大幅安になった。先物は、まとまった売り買いが少なく、指数を大きく動かすようなことはほとんどなかった。買いよりは売りに敏感に反応するという感じだった。

相変わらず買い気に乏しい展開になっている。「積極的に買い上がる材料がない」というより、「売り材料しかないが、売るに売れず値持ちがいい」ということだろう。

空売りが積み上がっているものは多いので、少し下がると買い戻しが入る状況だろうが、買い戻し以外の買いが入らないことには、指数を押し上げることがないだろう。

逆に、投げ売りが出切ってしまえば買い直しの動きがあるのだろうが、まだ下値模索の保ち合いが続くだろう。

テクニカル分析

日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲を割り込むような動きになってきた。改めて上値の重さが確認されたということで今度は下値を試すことになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。