日経平均 | 26,748.14円 -253.38円 |
為替 | 1ドル=127.64円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億1,351万株 |
売買代金 | 2兆6,381億円 |
値上り銘柄数 | 215銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,569銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.36% |
市況概況
米国株高にも関わらず大幅下落
米国株は大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調だった。2022年5月23日の上昇の反動もあって寄り付きこそ小幅高の始まりだったが売りが優勢で2万7,000円を下回っての推移となった。節目の一つと見られる2万6,800円では底堅さが見られて買い戻しも入ったが戻りも限られ冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に買いが入らず、後場はいつものように小動きだったが改めて上値の重さを確認するような展開となった。引けを意識する時間帯からは買い戻しではなく手仕舞い売りに押される展開となり、最後は売り急ぐ動きもあって結局は安値圏での引け、大きな「丸坊主の陰線」のような形となった。相変わらず買い気に乏しく買い戻し一巡となったものから売られた。
小型銘柄も昨日までの大幅高の反動もあり、買い戻し一巡となったものから見切り売りに押され売られるものが多く、マザーズ指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、買いが入ってもあまり上がらず、売りが出ると一気に下がるというような感じで指数を下押す要因となった。
買えない状況のなかで買い戻し一巡となった感もあり、上値が重く、上値の重さが嫌気されると一気に売られるということになった。やはり買い手がいないという状況であり、特に2万7,000円を超えて買い上がる材料がないということなのだろう。これで、2022年5月に入って4日目の2万7,000円超えトライも不発に終わったということだ。
それだけ先行きに不安が多く、買い切れないということだろう。まだまだ下値模索の保ち合い相場が続くと思う。引き続き2万6,500円~2万7,000円を中心とした保ち合い相場ということだ。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲を抜けて「三役好転」となったところから一転して暗転した形だ。それでもまだ25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲にサポートされたとの見方もできそうだ。明日の動きで方向が決まりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。