日経平均 | 27,001.52円 262.49円 |
為替 | 1ドル=127.9円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億9,799万株 |
売買代金 | 2兆6,714億円 |
値上り銘柄数 | 1,430銘柄 |
値下り銘柄数 | 352銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.36% |
市況概況
売り急ぐ動きが見られず堅調
週末の米国株は冴えない展開となったが、下げ渋りとなったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後はいったん下値を試すことになったが、特に売り急ぐということでもなく、すぐに買い戻しが入り逆に上値を試すことになった。
上値の節目と見られる2万7,000円を超えると手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となり、堅調ながらも上値の重い展開となった。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場に入っても堅調で値持ちはいいものの上値も重く、2万6,900円を超えても2万7,000円を伺うような動きにならず、指数は小動きだった。
最後は買い戻しを急ぐ動きで2万7,000円を超えて高値圏での引けとなった。ただ、単純に売られないだけということであくまでも目先の需給での動きで明日につながるような買いではないと思う。
小型銘柄も堅調ではあったものの戻りは鈍かった。東証グロース指数は堅調だったが小幅の上昇にとどまった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの特に指数を大きく動かすでもなく、方向感をもっての売り買いということでもなかった。
買えない状況は続いているものの一方で売りが出尽くした感もあり、売りたたくようなこともない。指数は上がれば売られるが特に売り急ぐということでもなく、下がらないから買い戻しが入るというような状況だ。
大きな流れとしては変化はなく、手掛かりに乏しい中で下値模索というか保ち合い相場が続くということだろう。今度は買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
2万7,000円を超えると買えないという状況だ。75日移動平均線や雲の上限を抜けはしたもののここをキープできるかどうかということであり、再度75日移動平均線を割り込み雲の下限水準までの調整はありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。