日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)

本日は都合により簡易版となります。

市況概況

何も状況は変わらないが買い戻しなどもあって堅調

米国株が大きく上昇したことを受けて買い先行となり、一時節目とみられる2万7,000円を超える場面も見られるなど堅調となった。

特に何がどうしたということでもないのだが、欧米市場で好調な経済指標が発表されたことや半導体関連銘柄が買われたことで日本市場でも買い戻しを急ぐ動きなどもあって大きな上昇となった。

ただ、2万7,000円を超えて上値が重くなると再度移動平均線水準まで上げ幅を縮小するなど最後まで買いきれない感じだった。

昼の時間帯も堅調ながらも上値が重い展開になり、後場は全く動きが見られなかった。売り買いを急ぐこともなく、急ぐ売り買いは一巡したということで、指数に方向感は見られず、値持ちはいいものの上値は重いという状況だった。最後は下がらないものだからといって買い戻しも入り後場の高値での引けとなった。

小型銘柄は買い戻しを交えて、総じて堅調で、東証マザーズ指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を動かすことも方向付けるようなこともなかった。

上値は重いながらもまだまだ買い戻しも入るという状況だった。暴落への懸念は薄れたものの売れないというような雰囲気で戻れば売りたいということなのだと思う。

移動平均線を抜けて上値が期待されるがまだまだ保ち合いの中での動きということであり、買い急ぐ決定的な材料が出るとか空売りが積み上がるということでもないとここからは上値も重いのだろう。

テクニカル分析

日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線を抜けてきたが、雲の上限である先行スパン1に上値を押さえられている。

再度75日移動平均線を割り込むようであればさらに下値を試すことになるのだろうし、雲を抜けてもまずは雲のサポートを確認しながらの2万7,000円台堅めということになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。