日経平均 | 2万6,547.05円 △119.40円 |
為替 | 1ドル=128.65円 |
売買高(東証一部、以下同) | 15億5,678万株 |
売買代金 | 3兆2,030億3,200万円 |
値上り銘柄数 | 634銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,172銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 79.32% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行もスタグフレーション懸念や中国経済指標の悪化を嫌気して冴えない展開
週末の米国株が大きく上昇、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が上昇していたこともあり、買い先行となった。
ただ、朝方発表されて企業物価指数が予想を上回り大きく上昇していることなどもあって上値は重く、中国の芳しくない経済指標が発表されると手仕舞い売りを急ぐ動きも見られた。
先週末の終値、2万6,500円の節目を意識して堅調ではあったもののTOPIXはマイナスとなるなど冴えない展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、買い戻しで再度先物が上昇する場面もあり、後場も前場の終値を上回った水準での推移となった。それでも上値を買い上がるでもなく2万6,500円台で指数は小動きだった。最後まで値持ちも良く、2万6,500円を超えての引けとなった。
小型銘柄は売り一巡感からの買い戻しが続き総じて堅調で、東証マザーズ指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが節目を突破するような買いが入るでもなく、方向感には乏しい展開だった。しっかりと方向感を持っての売り買いは少なかったようだ。
上値の重さが改めて確認されたような形だ。特に買い上がる材料のないなかでの上昇であくまでも目先の需給だけでの戻しということなのだろう。
2万6,500円~2万7,000円を中心とした保ち合いなのか2万6,000円~2万6,500円水準が中心になるのかということなのだが、いずれにしても2万6,000円台を中心とした保ち合い相場で上がれば売られ、下がれば買われるということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲に上値を押さえられた形だ。雲の下限に沿って下値模索となるのか、雲の中での調整となるのか、いずれにしても上値は重そうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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