日経平均 | 2万7,915.89円 154.32円 |
為替 | 1ドル=130.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億828万株 |
売買代金 | 2兆6,793億円 |
値上り銘柄数 | 1,030銘柄 |
値下り銘柄数 | 713銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.57% |
市況概況
米国株安にも関わらず、指数に影響の大きな銘柄の買い戻しで堅調
週末の米国市場が大幅下落となり、売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きで下げ幅縮小となった。
ただ、2022年6月月初の買いも終わり買い戻し一巡となると下げ渋りとはなったものの戻りも鈍く冴えない展開が続いた。それでも売り急ぐこともなく下げ渋りとなったものだから再度買い戻しが入り、堅調となるとさらに買い戻しを急ぐ動きもあった。
昼の時間帯も買い戻しが続き後場に入るとさらに上値を試す動きとなった。それでもさすがに2万8,000円を意識すると上値も重く、最後は手仕舞い売りもあって堅調ながらも上値の重い展開となった。
指数に影響の大きなファーストリテイリングに空売りが積み上がり、買い戻しを急ぐ動きになったことで指数が押し上げられた面もあり、月初の買いは終わったのだと思われる。
小型銘柄も堅調なものが多かったが全体としては上値も重かった。マザーズ指数は堅調だが上昇も限られた。先物はETF(投資信託)などに絡む買いなどもあったようで指数を押し上げる場面も見られたが、まとまった売り買いが指数を大きく動かすということでもなく、方向感が見られることはなかった。
月初の買いは終わったようだが、月初の買いに売り向かった向きの買い戻しが中心と思われる指数に影響の大きな銘柄の買いで指数を大きく押し上げた。
「最後の抱き線」と呼ばれる包み足と見られ、明日もまだ空売り次第ということだが、米国市場の動向というよりは空売りが積み上がるかどうかということになるのだろう。
2万8,000円を超えれば買い戻しを急ぐことになるのだろうが、超えれば超えたで達成感がから売られ、超えなければ超えないで失望感から売られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
最後の抱き線となった感が強い、移動平均線などからの乖離も大きく調整も見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。